発信する!尚禮舘空手を沖縄から」


師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。


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皆さんこんにちは

尚禮舘事務局代表 伊覇@ryoumikuniです。


今日は渡口政吉先生のお話をしてきます。


尚禮舘ストーリー




伝馬船で鍛えた体。少年にとって毎日が鍛練だった

伝馬船とは、荷物などを運ぶ船。甲板がなく木製の小型船の事である。

貿易港として栄えた那覇港。

そこから枝分かれした様な小さな水路の途中に東町がある。

今では大きなホテルやビルが立ち並び、昔の面影はないがその伝馬船が行き来した水路は残っている。


(現在の東町付近)


その東町で生まれた少年は船長だった父の仕事を自然に手伝う様になった。

学校から帰ると川から船で運ばれてきた水や荷物を父の指示で汗を流し陸に上げる。

夜は父と一緒に巻藁を突き、空手の手ほどきを受けた。

年を重ねるごとに少年の身体は大きくなり

16を数える頃には誰しもが驚く肉体となった。

この頃から少年は自宅の近くにあった比嘉世幸先生の道場で本格的に空手を習う様になる。

尚禮舘ストーリー

尚禮舘事務局 伊覇