「発信する!尚禮舘空手を沖縄から」


師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。


🟥事務局代表伊覇の沖縄空手インスタグラム🟥




皆さんこんにちは

尚禮舘事務局代表 伊覇@ryoumikuniです。


今回は沖縄空手を学ぶのに大切な事を師範が書いてくださいました

家庭の和と空手の和




沖縄の空手は技は勿論ですが、一番大事なのは目には見えない「和の心」を求めるものです。

それは「個人と個人の和」から「夫婦の和」、「家族の和」から「社会の和」、そして「世界の和」に繋がります。

故渡口先生を空手普及に集中させる為に春子夫人は苦労されました。

夫人は縁の下の力持ち、私も妻の協力なし、理解なしでは40数年も空手に打ち込めませんでした。

各地の稽古会の代表の皆様、福岡、山口、兵庫、京都、愛知、高知、北海道、皆、奥さんの理解のもとに稽古に打ち込み指導しています。

それは奥さんの理解があるのは本人が日頃から理解してくれる努力をしたからです。

独り身だったら誰でも容易に続けられます。
また、日常生活で家庭を疎かにしていると家族からの空手への理解も遠ざかっていきます。

生活、毎日の仕事、子育ての中から暮らしに生かす事で空手が身に付きます。
(これは生活即禅という禅宗の教えに似ています)

私は必ず、弟子達の奥さんに会うことにしています。奥さんの理解なしでは空手を続ける事は出来ない。身近な家族である奥さんを納得させられなければ生活の中に生かす空手など出来ないからです。

「家族が理解してくれない」

そう嘆くのはそれは一般的な空手、一部分しか知らないからで納得させられない自分がいるからです。

沖縄の空手は「格調高い」

「人の道」を求め、心身共に自分の可能性を引き出す素晴らしい他にないものです。

皆様、わざわざ遠くから家族を連れ道場に来て紹介して下さいました。

感謝しかありません。

これが道としての沖縄本来の空手です。

尚禮舘館長 平川樹高/Jukou Hirakawa