職場からの帰り道
この時期に風邪をひいたら洒落にならないので僕は家路を急ぐ
もう少しで一人暮らしをしているアパートに着く
そこで違和感に気づいた
アパートの前にパトカーが止まっている
好奇心に駆られてパトカーに近づく
どうやら警察官が二人、アパートのとある一室の前で話し込んでいるようだ
好奇心はあったが寒さが勝り僕は警察官を無視して部屋に入ろうとした
が
呼び止められた
無理もない警察官は僕の部屋の前にいたから…
警察官「ちょっと君、○○だな?」
僕がうなずくと警察官は懐から一枚の紙を取り出した
た、逮捕状!?
ではなかった
それは2ヶ月前に僕がチャリをパクられて書いた被害届出だった
警察官「いいニュースと悪いニュースがあるけどどっちから聞きたい?」
僕「じゃあいいニュースから」
警察官「実は○○さんの自転車を盗んだ犯人が捕まりまして、○○さんの自転車も見つかりました!」
僕「ほんとですか!?」
僕は破顔し喜んだ
これで寒空の下徒歩で通勤しなくてもよくなると
僕「では悪いニュースは…?」
警察官「実はですね〜見つかった自転車なんですが…ぶっ壊れてます!」テヘペロ
そして警察はパトカーの中から原型の残っていないボロボロの自転車…いやゴミクズを持ってきた
僕は失神した
***このブログはフィクションです***
過程は全部嘘だけどチャリをパクられスダボロのチャリが帰ってきたのはほんとです(´・ω・`)
犯人はホームレスだから弁償できないって言われたお(´・ω・`)