そんな僕を心配してか時々おかんが部屋の掃除をしにきてくれます
その日も僕はおかんを家に入れると掃除を任せて(最低だけど)外出(スロット)しました
そして数時間ぐらいして家に帰ってみるとおかんはもう帰っていて部屋が綺麗になっていました
僕の家は玄関入るとキッチンがあり真っ直ぐ行くと部屋があり左に行くと廊下を挟んでトイレと風呂があります
その廊下の奥に洗面台と洗濯機が並んで置いてあり洗面台の上に突っ張り棒を広げて洗濯物を干しています
その日はおかんが掃除に気合いを入れてくれたのか押し入れにしまってあった洋服まで全部洗濯してくれて突っ張り棒にあり得ない量の洗濯物が干してありました
余計なことしやがって…
と自己中な文句を言いながら僕は顔洗おうと洗面台で手のひらに水を溜めていました
そこで記憶がなくなりました
…
……
………?
気がつくと僕は生乾きの洗濯物に埋もれて廊下に倒れていました
どうやら洗濯物の重みに耐えきれなくなった突っ張り棒が顔を洗う振動で落下したみたいです僕の延髄に
僕は立ち上がるとすぐにラインを起動しおかんに
殺す気か!
と送ろうとして気が変わり
こ○すぞ!
と送りました
その後息子のことを心配して部屋を掃除にしに来てくれる優しいおかんは二度と来ることはありませんでした