気合の入った大企業 | 渋谷で働くスマホ社長のブログ

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日本代表する経営者になるために日々邁進します

少し前に当社の東証一部への鞍替えが完了しました。
思ったより反応が大きかったというのが素直な感想です。

私が入社したのは2006年で当時は
アメーバの黒字化が至上命題で
今の全社の事業構成とは全く違うものでした。

私自身も漏れず、
ブログクリックの立ち上げを経て
マイクロアドの立ち上げを行うことになったのですが
当時は今の会社の雰囲気とは違う部分も多かったと思います。

収益も不安定だったので
色んなことにシビアで
上司は基本ピリピリしていたし
殺気まではいかないものの、
組織ぐるみで成長分野を血眼で探していて

むしろ、自分でなんとかしないと
会社も自分も生き残れないという感覚
が大きかったように記憶をしています。

このサバイバル本能は強い危機感から形成されていて
私が思うに、組織の危機感はカンフル剤みたいなもので
成長する組織に必要不可欠だと思っています。

会社が大きくなってきて、
色んなものが整備されていくことは
とても良い半面、
少しずつ大きい組織特有のにぶさ
出てくる可能性も少なくないと思ってます。

経営危機ではないものの
危機感を持って仕事できるかは
中にいる人の目線なのかなとも思っています。

目線が高ければ目標と現実の乖離に危機感を覚えるだろうし
低ければ、現状に甘んじてしまうことになる。

意識として、

東証に上がったのは手段であるし
目的ではないから、上がったことで
誇りに思うとかそういったのは少し違和感を感じます。

多様性を受け入れ、規模が大きくなりつつも
スタートアップのような危機感を持って挑戦しつづけられるかは
今後の当社のテーマになっていくかもしれません。