恵まれた土壌でワインは生まれる | 渋谷で働くスマホ社長のブログ

渋谷で働くスマホ社長のブログ

日本代表する経営者になるために日々邁進します


少し前に大事な方のおもてなしをする際に、ワインについて必死に勉強する機会がありました。
ワインについて全く詳しくはありませんが、
恵まれた気候からワインは生まれるというのは皆が知っていることだと思います。

美味しいワインを造る要素には品種、土壌、気候があり、
もともと、暖かく乾燥したぶどうは
フランス、イタリアやカリフォルニアの風土と相性が良く、
高品質なワインを造ることができるそうです。

これは人の育成についても言えることで、
人が育ちやすい土壌は存在するということです。
私は、人の成長は責任の大きさと比例すると考えています。
責任ある仕事を任せれば、人が育ちやすいのです。

育成の観点において、
恵まれた土壌をどのように創るか
日頃から悩んでいますが、
優れた土壌を創るためにはいくつか重要なことがあると思います。

・業界NO.1になること
NO.1であれば、市場が伸びていれば売上が伸びるので、その分一人一人の裁量は増え、利益が潤沢であれば、新しいチャレンジが出来てポストも増えます。No.2やNo.3ではそうはいきません。市場が伸びていても、NO.1にシェアを奪われれば、一人一人に課せられる裁量は相対的に減ってしまいます。
また、伸びている注目市場のNO.1であれば、そのブランドで優秀なメンバーを集めやすく、情報も勝手に集まってきます。事業の調子が悪いときに育成をしっかりするというのも一つの手段ですが、まず良い土壌を創るために一番に取り組むべきことは、どうやったらNO.1になれるかということなのではないのかと思っています。

・挑戦を恐れないカルチャー
赤字を恐れるあまり、大きなチャレンジに及び腰だったり、チャレンジを失敗した際に会社のフォローが無いとチャレンジは生まれにくい土壌になってしまいます。リスクを負ったチャレンジをメンバーがしやすいように会社ぐるみで挑戦に寛容なカルチャーを創ることが重要だと思ってます。セットで厳しい撤退、再投資の見極めはしないといけませんが。

・カルチャーマッチ
会社の仲間を選ぶ際には、カルチャーマッチとスキルマッチどちらもみますが、カルチャーが合ってないとどんなにスキルが高くても後々に大きな問題をはらむことになります。カルチャーを創っていくことで重要なのはカルチャー自体を浸透させることなので、浸透度を高めるために、メンバーのカルチャーマッチは一番重要だと思います。

土壌自体は一日やそこらで出来ることではなく、
チリツモで連なって、やがて文化に昇華していくものなので、
ドメーヌの如くエレガントな土壌を創れるよう
経営をやりきっていきたいと思います赤ワイン