皆さん、こんにちは。6月に入りました。コロナも今は下火になってきていますが、くすぶっている状態で、完全鎮火ではありません。感染防止対策を怠りなく、日常生活を続けましょう。

 

さて、今回の院長ブログは、私が矯正を勉強しようと、東京医科歯科大学矯正科に入学した時(24歳)から、ずっと可愛がってくれていた先輩が書いて出版した本が発売になりましたので、そのご紹介です。

実は2冊目で、横浜の旭区でご開業の先生なのですが、学校の校医になってから、子どもの口腔の健康に関して、とても熱心に活動されるようになりました。学校での歯みがきタイムの導入により、虫歯の減少はもとより、インフルエンザにかかる子どもや風邪をひく子どもが激減したことで、口腔の健康が全身健康と密接にかかわる事を実感し、色んな研究をして、色んなテレビや新聞、雑誌などでも取りあげられて、今や有名人となっています。

 

これは、子どもたちが良く飲んでいる飲み物が、いかに歯が溶けるPh領域にあるかを示したものです。酸っぱい飲み物、たとえばレモン果汁飲料などが酸性なのはわかりますが、甘いコーラやスポーツドリンクの酸性が強いとは思いませんよね。コーラを毎日飲んでいる人は、歯がかなり溶けるらしいですよ。

 

それだけじゃなく、歯を失う原因は、子どもの頃に作ってしまった虫歯が結局は徐々に進行していることが原因だということがわかりやすく書いてあります。その他にも睡眠時無呼吸がどれだけ全身に負荷をかけていてることなどもかいてあります。

 

全体的には、子どものころから歯や口腔機能を守ることが一生の健康に大きく影響していることが述べられています。皆さまも是非ご一読ください。扶桑社新書から990円(税込)です。書店になければアマゾンなどでも購入できます。当院の待合室の本棚にもございます。

 

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さま、暑さも増してきました。熱中症にも気をつけましょう。