オフェンス時には優れたドリブルテクニックでボールを敵陣に確実に運び、ディフェンスの布陣や味方の状況を広い視野を持って的確に把握し、味方の得点をアシストしなければならない。(ウィキペディア ポイントガード「要求される能力」より抜粋)

本日、9/14(土) 入間市市民体育館 プレシーズンマッチ初戦(対東京サンレーヴス)に行ってきました。

不安と期待がないまぜな感じでね。

結論。

ロスター発表されたときから、コアブースター間でささやかれてきた懸念が、そのまま露呈したゲーム。

ガード陣が貧弱過ぎる。

ポイントガードには様々な能力が求められるけど、冒頭の2行、なかでもその最初の「優れたドリブルテクニックで敵陣に確実にボールを運び」というのが、もっとも基本的な能力として求められることだと思う。

今日のゲーム。

ブロンコスのガード陣。

秀生、三澤、小野寺、何度相手にスティールされたか。

ブロンコスが大量リードで迎えた後半。

サンレーヴスは、ブロンコスガード陣に強めのプレッシャーディフェンスを仕掛けてきた。

特に、相手の井手選手のディフェンスフットワークが凄かったので、面食らったのかもしれないけど。

何度も何度も同じようなターンオーバーを繰り返す。

1on1で厳しいなら、周りでサポートするとか、試合中に誰かが声をかけて集まって話して修正するとか、そういうこともあんまりなく、何度も何度も馬鹿みたいに同じことやられて。

コアブースターの誰もが予想していたことが、現実に起こった。

中でも、小野寺に至っては、全くボールコントロールさせてもらえず、フロントコートまでようやく運んでも、そこからパス出しするのすら一苦労していた。

3度以上スティールされたのに、交代させないバッサンの采配にも、疑問だった。

育成したい選手であればチャンスを与える必要はあると思うけど、今日のゲーム観る限り、小野寺選手に可能性はまるで感じられなかった。

あれだけ、根本的な実力差を痛感させられるミスを何度も重ねたのに、交代させず使い続けたのは、ブースターに失礼だと感じた。
(これはあくまでも私の主観です。)

コーチ陣は何を思うのだろう?

チーム編成責任者は何を感じたのだろう?

選手は一生懸命プレイしてくれていると思うけど、チームとして、「有明」とか「プレイオフ」とかを目指すなら、ガードの補強は必須だと思う。

コーチからは、プレシーズンで問題点を見出すことができたので、チームとして改善していきたいという旨の公式コメントがあった。

現場を預かるコーチの目線としては、それは当然のことだと思う。

でも、チームとしての目線で考えるなら、予想された弱点が、やはり、明確な弱点(それもガードのベーシックスキル)であったのだから、練習して改善するなどという途方もなくリスキーで時間のかかる選択ではなく、有望な選手をなんとか獲得してほしい。

チームケミストリーがたりない、戦術理解が足りないという弱点なら、練習時間や内容でカバーできる気もしますが、個人スキルはそんな簡単に向上できるようなもんじゃないでしょう。

ブースターの方と話していて、「青森に行った男の存在の大きさ」を改めて思い知らされた、そんなプレシーズンマッチだった。

[追伸]
外国人選手の印象は総じて良かったのだけど、最大の期待を向けているマイケル・ジョイナーが俺たちのエースとしてやれるのか、今日のゲームではわからなかったな。

[追記]
書いて少しして読み返してみて、せっかく初陣を飾ったのにあまりにもネガティブ記事でしたね。
前半は、第1P終了間際のハーフラインからのMJのブザービーターもあったりして、お祭り騒ぎのように、とても楽しく応援できました。後半は、TO連発のヘボバスケで、テンションだだ下がりでしたけどね…。やっぱり、ネガティブか…。