雨の日曜日雨はいやだ僕は言った雨が好き君がつぶやいた窓を開く賑やかで憂鬱な原色の街が銀の糸に包まれてモノクロに 今はずっと前を見てた 僕は立ち止まりもせずに今のままでしあわせと 君はどこまでも続く線路のような平行線ふいに君は窓から右手を差し出した雨の粒がひとつふたつみっつ君を濡らす濡し続ける不覚にも涙がこぼれた