願望成就に関係する様々な事柄そして告白 | 福間香奈さんを応援するブログ!

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韓国語の勉強はちょっとお休み状態が続いてます(-_-;)。だけど今日は三つ子ちゃんだけTVで見よう。


さて、センテンススプリング級の衝撃的な告白って訳ではありませんが、今日は私の内面部分を書き綴りたいと思います。


どうやったら目標が達成できるのか?自分の潜在意識に何が有るのか?さらには人は死んだらどうなるのか?といったことです。全然繋がってないじゃんと思われるかもしれませんが。。。


目標達成あるいは願望成就の秘訣を一言で表すと「人事を尽くして天命を待つ」ということになると思う。人事を尽くす部分は、計画を立てて実行し、うまくいかなければ見直す。いわゆるPLAN+DO+SEEですね。ところが、天命を待つ部分は、心理学的または宗教的な部分になるかと思います。


敬虔なクリスチャンは、「求めよ、そうすれば与えられるであろう。捜せ、そうすれば見出すであろう。門をたたけ、そうすればあけてもらえるだろう。」(マタイ7章7)を信じていると思う。ただ、キリスト教は世俗的な成功を良しとしないので、享楽のためにお金持ちになりたいは通じない。正しい意図を持って繁栄を願うのは叶うとしても、そこを肯定しにくい部分が有った。


仏教では、どの経典にどう書いてあるのかは知らないが、阿頼耶識(潜在意識)に刻み込まれた思考は実現することが言われている(と書いてある本を読んだことが有る)。密教系だろうか?


キリスト教世界の方で、現世的な繁栄を是とする流れは、正確には知らないが、たとえば有名なナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」とか、ジョセフ・マーフィーの成功することやお金持ちになれることを書いた本などが有名かと思う。私は20年ほど前に、ジャック・アディントン著「人生が面白くなる心理学」という本に出会った。なぜこんな題名に和訳されたのか不思議であるが、原著に忠実に訳せば、目標とその達成に関する全て、である。これらは一続きの流れでは無いかもしれないが、ニューソート系(New Thought)系と呼ばれている。新しい考え、すなわち今世でも成功することを目指す生き方である。


この本の要点は、目標は紙に書く、潜在意識に任せる、後はしばらくして振り返った時に、正しい目標は達成されているというものだ。潜在意識に任せる肝は何かと言うと、心に響く目標かどうかということになる。達成された時に自分を誇らしく感じられるか、その時はどんな(高揚した)気分を味わえるだろうか?そのような達成後の気持ちを先に想像して感じとってみると、逆算されて計画+実行に落とされるということ。達成された未来のGOAL時点から逆算され、潜在意識を通して自分の(顕在)意識に戻り実行される。中には、人との出会いだったり、チャンスが向こうからやってくることもある。神様が与えてくれたのか、自分の潜在意識が働いてそのチャンスの在る場所に近づいたのか、解釈は様々有ると思うが。


そんな具合に、潜在意識あるいは深層心理などに興味を持っていたので、例えばユングの夢診断に興味を持ったり、セミナーや新興宗教に興味を持ったりするようになりました。このブログの読者が何名いるか分かりませんが、書き手の責任として最初にこれだけは、はっきり書いておきますが、セミナーや新興宗教に多額のお金をつぎ込むのは間違っていますと断言しておきます。人の生活レベルは様々でしょうが、一時に10万円以上つぎ込むのは何かがおかしいと踏みとどまって下さい。セミナーや新興宗教で教えていることや体験には有意義な部分も有るでしょう。ただ、ほとんどは世俗に落ちて金集めが目的化してしまっていると思います。私も一度20年ほど前に、セミナーに参加したことが有ります。10万円はしなかったと思いますが、そこそこの金額。上に書いたことと矛盾するようですが、私の場合は貴重な体験になりました。得られたことは、自分が実は恵まれた家庭に育ったこと、それに対して両親への感謝の気持ちが希薄だったこと、自分を過小評価していたこと、もっと人の為に何か出来るんじゃないかと思えたことなどです。最近、気になってネットでそのセミナーを探してみましたが、運営会社自体が無く、昔の情報もわずかでした。運営していた責任者が人情にあふれた人だったので、その個性で成り立っていたのだと思います。システム化してマニュアルが有れば誰でも出来るわけではないし、その人が抜けた後は成り立たなくなったんだろうかと想像しています。


さて話を元に戻すと、潜在意識が何に繋がっていると思うのか?が結局、その人の宗教的・哲学的人生観を決定しているのだと思います。ユングは集合的無意識という概念を持ち込みました。さらさらとは説明できないので省略させてもらいますが、宗教を信じている人は神に繋がっていると考えるでしょう。神につながる部分をシグナルとして感じとれるのは良心ということかもしれません。私個人の場合、特定の宗教を信じてはいませんが、無神論者ではありません。(神の定義をきちんと書いた方が良いかもしれませんが。。。)。宗教を信じていようがいまいが、人には心が有って、良心に従って生きるべきだという気持ちが有れば、そんなに生き方は変わらないと思ってます。改めて文章に書くと、またそれを読むと、堅苦しいというか、きな臭いというか、もうここのブログは気持ち悪いから見ないとか、って反応も引き起こしそうですが、ここまで読んでくれた方々には、最後にもう1つだけ紹介させて下さい。


ディズニーアニメのピノキオで、女神が下りてきてConscience(良心)ってバッチをコオロギ(ジミニークリケット)に渡すシーン。ピノキオは様々な仕掛けられた誘惑に負けてしまうけど、最後はおじいさんを助けて人の子に生まれ変わるというストーリー。主題歌のWhen you wish upon a star。子供向けのおとぎ話なのだろうけれども、願望成就に関するエッセンスが詰まっている。そして、ピノキオの傍にいつも居て、忠告をしてくれたジミニークリケットがまさに我々の心の中にいるConscienceなのだと思っている。


ps.死んだらどうなるのか、についての見解はまたの機会に。。。