ルノワールの研究 | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 8月上旬にシカゴ美術館に行って以来、ルノワールのマイブームが来ているのですが、日本人は印象派の絵が基本的には好きだと思うので、自分が生きている間に今後1回くらいは日本でもルノワール展があるんじゃないかと期待してます。そうでなくても、隠居したらフランス(オルセー美術館)、アメリカ(ワシントン)とかに行ってもいいし。定年後の楽しみが増えました。
 
 自分が大学生か社会人でもまだ20代の頃だったはずですが、展覧会で代表作の一つ『舟遊びをする人々の昼食』を(たぶん)見て、そのポスターを買ってきて自分の部屋に貼っていた記憶があります。ポスターを買ったということは、その絵が日本に来ていたはずですが...。バブルの頃だったかなぁ?よく覚えておらず。ちなみに、青い服で犬を抱いている女性がルノワールの奥さんだそうです。年取ってからは、だんだんふくよかな体形となり、最後は糖尿病で先に亡くなったそうです。ルノワールの絵の中に出てくる成人女性はみなポッチャリで、西洋絵画(文化?)の世界で痩せた女性が魅力的だという認識はこの40~50年くらいの話でしょうか?
 

先日、こちらのいわゆる入門本を買ってきてルノワールの生涯と画風の変化などの概要を勉強。
27日の日曜日に図書館でこちらの本を借りてきて、昨日読破しました。著者であり息子(次男)であるジャン・ルノワールは映画監督ということですが、古い人なので私も作品を見たことが無く。画家のピエール=オーギュスト・ルノワールは1841年生まれなので、私より124年前に生まれた人となります。この本に出てくる登場人物ですが、これまた山田五郎さんのYouTube(おとなの教養講座)で見ていた人がわんさか出てくるので、逆にそういう予備知識ゼロで読むのは400頁以上ある大作なのでちょっとしんどいかも。
 それにしても亡くなる直前まで、車いす生活になったりリューマチで体の自由が利かなかったかもしれない状況の中でも、絵を描き続ける情熱は失われなかったようです。それに引き換え(というか比較すること自体ナンセンスですが)、私は最近もう働く意欲がダダ下がり状態で、年金もらうまで生活のために働くかという体たらく。ちゃんと計算して、退職金と親の相続遺産で足りると見切ったらもう会社を辞めるかも。面白いことばかりでないにしても、仕事の中に自分なりの工夫とか楽しみを感じられなかったらもう時間つぶしでしかない。健康で好きなように自由に動ける時間はそんなに長く残っている訳でもないだろうし。ただ一度職を離れると、金が無くてしまったと思ってもコンビニのバイト?くらいでしか働けないだろうし...。気持ちの問題かもしれませんが、やる気が出なくて最近は若干滅入ってます。毎日が暑いからかな。それとも単に気合不足なのか。