本日は花曇りですが、西北西の風3メートル、体感温度21℃の快適なゴルフ日和となっています。
フェアウェイの芝も日ごとに色濃くなり、緑の絨毯になるまではあと1週間ほどでしょうか?
18番のグリーン刈りをコース管理スタッフが軽快なタッチで刈り込んでいます。
3月31日から始めたグリーンの更新作業も順調な仕上がりを見せております。
昨年まで、エアーレーションの穴は18ミリの大きなコアを使用していましたが、山崎誠一コースアドバイザーの登場により、今年の春からコアの穴のサイズは6ミリを使用しています。
従来のコアの穴の3分の1の小さい穴となり、下の写真で見た限りではよく見えないかも知れません。
18ミリの穴が開くと当然グリーン上はボコボコの穴になりボールが走らず、しかもジャンプして狙い通りのパッテング出来ません。目土の砂も大量に使うのでグリーンが砂地のようになってしまうのもクレームの要素になっていました。
しかし、今期は違います。
小さな穴はあってもボールの弾みはさほど感じられません。
ボールの速さもエアレーション後のグリーンとは思えないほどのスピードがあります。コンパクションもしっかりしていますのでボールマークも以前のグリーンよりもかなり付きにくくなっています。(6ミリの小さな穴見えますか?)
さて、第2弾のお話は「エコサンド」です。
火力発電所の燃焼炉の中で発生する黒色の溶解成分と砂を混ぜ合わせたもので、水捌けも良く、芝の育成にも良い成分が含まれています。緑の芝生に黒い目土なので、成れるまでは違和感があるかと思いますが、コースには願っても無いメリットがあります。
ターフ跡の芝の養生にも黒い砂は太陽熱を吸収しやすく回復が早いようです。
3番ロングホールで圧送管の修理の手ほどきをしているところで山崎誠一コースアドバイザーにインタビューをしました。
マスクを取るとなかなかのイケメンです。
仕事はきっちりとすぐやる性格なので、コース管理スタッフのみなさんはたいへんでしょうが、的確なコース管理の技術や指導が素晴らしく、スタッフのみなさんから絶大な敬意を表されています。当俱楽部にとっては無くてはならない「コース管理の達人」として頼りにされています。
コース全体の散水栓に水を送る圧送管も35年も経つと老朽化で至るところでジョイント部分の破裂が発生します。
忙しいコース作業の合間を縫ってのこの応急作業もたいへんな仕事でコース管理スタッフのみなさんのご苦労に頭が下がります。
常緑樹の新芽が出てコース内は至る所で落ち葉が散乱しています。早朝よりブロワーのエンジン音が鳴り響いています。
本当にご苦労様です。
おまけにタケノコまでたくさん掘って頂き、本日はタケノコの煮物を鍋いっぱい届けました。明日はいつもの美味しい豚汁も届けます。
コース管理の作業量はとても多くてご苦労が絶えませんが、みなさんいつも頑張ってコースを綺麗にして頂いております。
どうぞ、コースで出逢ったら「いつもありがとう!」とお声をかけてあげて下さい。さりげない感謝の気持ちがスタッフの士気を鼓舞することでしょう!
それでは、コース管理のみなさんに拍手喝采です!