イメージしてみてほしい。
台風の中心が、内宇宙(真我＝静寂)。
台風の周辺が、外宇宙(自我＝動き)だ。
周辺部の渦には、
過去の記録、感情、将来の不安、
怒りや 妬みのエネルギー、
「わかってほしい」という気持ちなど
いろいろなものが渦巻いている。
あなたは 怒りっぽい性格だろうか？
心配性で慎重な性格だろうか？
それらは、あなたそのものではなく、
周辺部で起きる過去のプログラムにすぎない。
それらを「早く忘れたい」「なんとかしたい」
と考える思考も 渦の働きで、
それらを何とかしようと思わなくてもいい。
ただ、その周辺の渦から抜け出して
台風の中心に意識を向けるだけでいい。
その中心には 過去も未来もなければ、
自分も他人もいない。ただ
「考え」はなく、
「考え」を観照している何かがある。
「感情」はなく、
「感情」を観照している何かがある。
中心にいるあなたは、観照者だ。
一切の自責がなく、ジャッジもない。
ただ静かに観て、世界を照らす…
「アマ照らす」意識。
何もないが、すべてがある中心の
静けさを味わってごらん。
台風周辺の渦は「が(我)」
台風の中心は 「かみ(神)」
…合わせると「かがみ(鏡)」
この世界は「鏡」のようなものである。
中心(愛)から世界を見れば、愛(神)が映り、
恐れの渦から他人を見れば、恐れが映る。
思い出してほしい。
周辺部の渦のエネルギー(自我)の基本は
恐れだということを。
渦(自我)は いつも恐れ、警戒していて、
ずっと安全でいたいと思っている。
本当は興味がないのに、そのふりをしたり、
嫉妬しているのに涼しい顔をしたり、
様々な感情を無表情の仮面で 自分を隠す。
そうやって 自分を偽ってでも
自我は 安全と快適さに固執したり、
逆に「もっともっと」と刺激を追求する。
それが 悪いわけではない。
ただ 私たちが、安全性に固執したり、
刺激を追い求めている時、
波動は下がり、そこに漂う気は
時間が経つにつれて 淀んでしまう。
そうやって人類は
これまで安全性や快適さを享受してきた。
しかし 同時に 自然界(自分)を汚し、
他の生物や地球(自分)を傷つけてきたんだ。
いま 地球そのものが「中心」に目覚め、
人間による淀みが
浄化されるプロセスが起きている。
２０２２年〜２０２５年に
旧来のシステムの崩壊が起こるだろう。
しかし、崩壊という出来事の中に
新しい創造が起きていることを
忘れないでほしい。
その後、周辺部(自我)を基盤にした文明から
中心(真我)に目覚めた新しい文明が起きてくる。
いま 我々は個人的にも
全体にとっても 嵐の中にいて、
それを超えるための扉は「中心」にある。
マインドは 中心には存在できない。
純粋な意識だけが中心にいられる。
観照者として 中心に留まっていると
日常生活のすべてが瞑想になる。
古来、日本人は
神を一柱、ニ柱と数えてきたように
何もない中心に、
エネルギーの柱のようなものがある。
その中心は 宇宙(神)とつながるところであり、
光の御柱が立つところ。
あなたが渦(自我)ではなく、
光の中心に留まれば、
未来記憶(宇宙)からの情報が降りてくるだろう。
〜このメッセージはあなたの
深い部分からもたらされたものです〜
▼．未来記憶に目覚める
私たちが生きているこの世は、
基本的に「過去から未来へ」という
時間の流れになっています。
ただ、死ぬ間際によく「走馬灯のように生涯が映される」と表現される「走馬灯」は、「未来から過去へ」と逆再生されます。
なぜ逆再生されるのでしょうか？
「過去から未来へ」流れる時間と
「未来から過去へ」流れる時間があり、
二つ時間が交差する所に 時間の流れていない、
時間を超えた「中心点」があります。