台湾には政府が許可している外国人の労働者の制度があります。
こちらでは簡単に「外労」と言います。
おおまかに分けますと、男性の場合は工場、建築会社などの労働者。
女性の場合は介護やベビーシッターになります。
お給料は政府の規定があります。
ほとんどの場合仲介業者に頼んでの申し込みになります。雇う側も雇われる方も仲介会社に手数料を支払います。
私たち主婦の場合お世話になるのは、女性の方です。
国籍はフィリピン、インドネシア、ベトナム、などが多いです。
皆住み込みで24時間勤務という前提で、多額の借金をして、台湾に来られます。
労働条件3K,4Kという大変さです。
でも、食事と住むところは保障されているため、本国の一年分の年収を数か月で稼げるところが魅力のようです。
休日は毎週日曜日、あるいは一か月一度の場合も、あるいは全然ない場合もあります。
それは雇用主との事前契約で、双方承認が求められます。
決められた休日がない場合は、その分の日給は加算されます。
そこまでしても台湾に出稼ぎに来られる理由は、やはり本国での仕事がないか、仕事の収入が少ないからです。
本国に仕送りをして、子供を学校に行かせ、家を建て、皆さんたくましいです。
「台北の豪邸に一番たくさん住んでいる人の名前は何でしょう?」
と、台湾セレブマダムのお嬢さまが私に質問されました。
全然想像もつかないんですけどーーーー!!
答えは「マリア」
お手伝いさんに一番多い名前なんですね\(゜□゜)/
豪邸の主は海外旅行や出張などで、家を空けていることが多いので、お手伝いさんだけがお留守番して住んでいるわけなんですね。(^∇^)