東大 2024年度 理系数学 第五問をAIにやらせてみた | 「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

 訪問していただき有り難う御座います。このブログでは、京都大学、大阪大学、名古屋大学、国立大学医学部に合格できる学力をつけるためのアイディアを真摯に書かせてもらっております。

「京医6名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(819)

 学校革命=スクールレボリューション(510) 
東大 2024年度 理系数学 第五問をAIにやらせてみた


 座標空間内に3点1A(1,0,0)、B(0,1,0),C(0,0,1)をとり、Dを線分ACの中点とする。三角形ABDの周および内部を x 軸のまわりに1回転させて得られる立体の体積を求めよ。
マイクロソフトの Copilotの場合

問題の解答を以下に示します。

まず、点Dは線分ACの中点なので、その座標はAとCの平均、すなわち(1/2, 0, 1/2)です。

次に、三角形ABDをx軸周りに回転させると、回転体が形成されます。この回転体の体積は、三角形の面積と回転の角度によって決まります。ここでは、360度(すなわち2πラジアン)回転させるので、回転体の体積Vは次のように計算できます:

V=π×面積(ABD)×高さ(D)

三角形ABDの面積は、ベクトルABとベクトルADの外積の大きさの半分で求められます。ベクトルABは(0-1, 1-0, 0-0) = (-1, 1, 0)、ベクトルADは(1/2-1, 0-0, 1/2-0) = (-1/2, 0, 1/2)なので、これらの外積は(-1/2, -1/2, -1/2)となります。したがって、三角形ABDの面積は

面積(ABD)=21​(−1/2)2+(−1/2)2+(−1/2)2​=21​3/4​=43​​

また、高さDは点Dのx座標、すなわち1/2です。

以上から、回転体の体積Vは

V=π×43​​×21​=83​π​

となります。以上が求める立体の体積です。よって、答えは √3π/8 です。以上が求める立体の体積です。よって、答えは √3π/8 です。

グーグルの Gemini の場合

解答:

1. 回転体と断面

三角形ABDをx軸のまわりに回転させると、ドーナツ型の回転体ができます。この回転体の体積を求めるには、まず断面の形状と面積を求める必要があります。

断面は、三角形ABDを回転させた図形となります。A、B、Dはx軸上にあるため、断面は円となります。断面の半径は、点AまたはBと点Dの距離に等しく、

r = √((1 - 0.5)^2 + (0 - 0.5)^2) = √0.75 = 0.866

となります。

2. 積分による体積計算

回転体の体積は、断面の面積と断面の厚さを積分することで求めることができます。断面の厚さは、x軸の範囲で変化します。

x = aからx = bまでの区間で回転させた場合、回転体の体積Vは次の式で求めることができます。

V = ∫_a^b πr^2 dx

ここで、rは断面の半径、aとbはx軸の範囲を表します。

3. 体積の計算

今回の問題では、x = 0からx = 1までの区間で回転させます。断面の半径は0.866なので、体積Vは次の式で計算できます。

V = ∫_0^1 π(0.866)^2 dx = π(0.866)^2 ∫_0^1 dx = π(0.866)^2 * 1 = 0.75π

答え

三角形ABDをx軸のまわりに1回転させて得られる立体の体積は、0.75πです。

 

ChatGPT の場合

 

まず、三角形ABDの面積を求めます。これはヘロンの公式を用いて求めることができます。ヘロンの公式は三角形の3辺の長さからその面積を求める公式ですが、AB, BD, ADの長さを求めることができます。

ABの長さは点A(1,0,0)と点B(0,1,0)の距離であり、 𝐴𝐵=(1−0)2+(0−1)2+(0−0)2=2AB=(1−0)2+(0−1)2+(0−0)2​=2​

同様に、BDとADの長さも計算できます。

BDの長さは点B(0,1,0)と点D(0,0,1)の距離であり、 𝐵𝐷=(0−0)2+(1−0)2+(0−1)2=2BD=(0−0)2+(1−0)2+(0−1)2​=2​

ADの長さは点A(1,0,0)と点D(0,0,1)の距離であり、 𝐴𝐷=(1−0)2+(0−0)2+(0−1)2=2AD=(1−0)2+(0−0)2+(0−1)2​=2​

これらの長さを用いて、三角形ABDの面積をヘロンの公式から求めます。

𝑠=𝐴𝐵+𝐵𝐷+𝐴𝐷2=2+2+22=2s=2AB+BD+AD​=22​+2​+2​​=2​

面積=𝑠(𝑠−𝐴𝐵)(𝑠−𝐵𝐷)(𝑠−𝐴𝐷)=2(2−2)(2−2)(2−2)=0=0面積=s(s−AB)(s−BD)(s−AD)​=2​(2​−2​)(2​−2​)(2​−2​)​=0​=0

したがって、三角形ABDの面積は0です。

次に、この三角形ABDをx軸の周りに1回転させて得られる立体の体積を求めます。回転体の体積は、回転させる前の図形の面積または体積に回転軸まわりの回転角に比例します。ここでは三角形ABDの面積が0なので、回転させた後の体積も0です。

したがって、求める立体の体積は0です。

 

私の計算結果は、π/9 です。

 

★当塾の医学部合格実績★
京大医学部医学科6名(2024,2022, 2016, 2014, 2013)
阪大医学部医学科4名(2023-3名、2014)
名大医学部医学科2名(2018, 2013)

 

高木繁美。「高木教育センター」塾長。

 名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、

国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験を7回受けて出題傾向を調査。英語81%、

数学70%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。

「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワー

クを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。

桑名市で指導中。God bless you. 指導を希望される方は、HPをご覧ください。