デジタル情報はダダ(無料)になりたがる JALに物申す! | くまちゃんのブログ

デジタル情報はダダ(無料)になりたがる JALに物申す!

デジタル情報は無料になりたがる。
さまざまな業界がデジタルのおかげでどんどん安くなっている。
たとえば電話の通信料(スカイプなんか使えばタダだし)、ニュース(たとえば、日経ネット)、ブログ(たとえばアメブロ)、メール(たとえばヤフーグーグル)、動画エンターテイメント(たとえばYOU TUBEニコニコ動画

これらは、身近に使える無料の一例です。
これからも、いままで有料だったものやサービスがどんどん無料になる流れは変わらないだろう。
特にデジタルに出来るものであれば、この流れは非常に早い。
ゲームや音楽などはいい例。
なぜならば、無料でも商売として最終的に成り立つような仕掛けがされている。

「無料」の最大の武器は、人を集めること。

人を集めてその周辺トータルで利益を上げる。
お金の流れは直接的ではなく、間接的に提供者に入ってくる。

代表的な例で言うと、フリーぺーパーがわかりやすいと思う。
これは無料で消費者に情報提供をして、消費者は自分の好きなショップでお金を落とす、そしてショップは広告料金をフリーペーパーの会社に支払うというサイクルである。

この無料のマーケティングは19世紀後半にアメリカで誕生したと言われている。
当時のアメリカで食文化に無かった、ゼリーの素(粉末ゼラチン)を販売する際に考えられたマーケティング方法だったそうだ。

ゼリーというものが一般的でない時代に、既存の販売ではゼリーは全く売れなかったようだ。
販売で苦戦した最大の理由は、消費者が粉末ゼラチンをどのように使えばいいのか知らないことだった。
そこで、ジェネシー・ピュア・フード社という会社が、婦人向け雑誌に広告を打ち、同時にさまざまな組み合わせを紹介したイラスト入りのレシピ本を1万部作って、各家庭に無料で配ったそうだ。
つまり、粉末ゼラチンを買った時にだけ必要となる情報を、消費者に無料で提供したのである。
このキャンペーンは1904年までに爆発的な成功をおさめ、現代人もゼリーを食べているのです。
このように、無料で情報を提供するメリットは非常に高いということです。

格安航空会社にも、同じようなことが言えて、黒字を出している航空会社は格安で人を集客して荷物料金、飲み物、優先搭乗券などで総合的に利益を出している会社ではないだろうか?
たとえば、ジェットスターライアンエアーなどはいい例だと思う。

今回のJALの件なんか、なぜ外資に任せなかったのか不思議でならない。
こんだけ、経済がグローバルになってるのに(ましてやJALは海外に就航してるやん・・・)なぜ、税金を使うんだ??
JALは外資に任せて、anaと競争させて、航空会社のサービス良くなって、しかも業績あがれば法人税入ってくるわけだし、国も国民もばんばんざいやと思うねんけど。
大量の税金使って競争を阻害して、何一ついいことないと思うねんけど・・・
そんなにJALブランドって大切なの?
私的にはサービス良くて、国にも法人税入ってくる方がよっぽどいいんんけど!

最近ぜんぜんブログ書いてなかったのに、急にモノ申してみました。