”今年も地元の神社の春祭りがやってきた🌸獅子舞をするも、今年は雨💦”
おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ
お祭りの話題👹 今年もこのお祭りがやってきました
⛩「平尾神社春季大祭」
大分県豊後大野市千歳町新殿地区。いわば千歳町の中心地の丘の上に、平尾神社が鎮座します。
▽地図。豊後大野市役所千歳支所、千歳小中学校の近くにございます。
その平尾神社では、毎年4月の第一土曜日に「春季大祭」を開催。
桜が咲くころ、丘の上におわす神様が、人々の暮らす平野部に降りてまいります。
▽平尾神社の本殿(本宮)
▽本殿には、神様=お神輿が鎮座しております。
今年も春季大祭を開催。📝昨年の平尾神社大遷宮以来に、お神輿などの行列が人々の暮らす千歳市街地を練り歩きます!
…の予定も、お祭り当日は雨☔
残念ながら、丘の上の本殿のみの奉納です。獅子舞→神楽→お神輿の順です。
その模様を写真と動画にて、あなたにもお届けいたします!雨の中のでも、元気が全国に届け✨
(1)獅子舞|新殿獅子舞、漆生獅子舞が本殿でのみ奉納
平尾神社の例大祭では、2つの獅子舞が市街地を練り歩きます👹※今年は雨のため、本宮の本殿のみで奉納。
いずれも御嶽流の獅子舞で、兄弟の獅子舞に当たります。
▽私は、新殿獅子舞で舞い手&笛吹きを担当!(📝先日の獅子舞練習記事はこちら)
👹平尾神社での獅子舞の役割
ポイントは、「神様が通る鳥居が安全かを確認&道を掃除する」役割を果たします。
地区の神社(氏神様)が、人々の暮らす平野部を通る際、獅子舞が先導。いくつかの鳥居や関門を通る際の安全チェック係&清掃員を獅子舞が担うイメージをもっていただけると、下記6演目が伝わりやすいでしょう👹
- 「お立ち舞(おたちまい)」→獅子が目覚めます。神社本宮で奉納。
- 「地伏舞(じぶくまい)」→鳥居の足元(沓石)の安全確認。体を低くして舞います。
- 「中舞(なかまい)」→鳥居の柱を確認。新殿獅子舞では、たてがみを大きくなびかせることがポイント。
- 「笠舞(かさまい)」→鳥居の頂上部の笠の点検。頭を上にあげます。
- 「首摺り舞(くびすりまい)」→鳥居の安全確認完了後、柱に体を擦り付け喜び表現&鳥居を磨き清掃。新殿獅子舞では、エース級が舞を務めるなど花形の演目の印象。
- 「納め舞(おさめまい)」→獅子が眠りにつきます。仮宮や本宮での納めの演目。むかし笛吹きの師匠から「獅子が眠るので笛はおとなしめに」とご指導賜った想い出あり。
👹新殿獅子舞(にいどのー)|私が所属する獅子舞
今回の舞台である平尾神社の獅子舞。千歳の中心地、新殿集落&横尾集落の氏子で奉納。
4頭×2名=8名で奉納。御嶽流らしいゆったりとしたテンポながらも、勇壮さや激しさも随所で見せます。
👹漆生獅子舞(うるしおー)
千歳町下山の漆生集落、太田神社に伝わる獅子舞です。新殿獅子舞と兄弟とのことで、平尾神社の例大祭には毎年参加されます。
Cf:昨年2023年の大分県豊後大野市「漆生獅子舞」ダイジェスト動画→https://youtu.be/HPVaXiJUXrs
(2)大迫神楽|「朝倉返」で祭りの始まりを飾る。
平尾神社の例大祭でもお世話になっている、千歳町の大迫神楽(おおさこー/浅草流)さん👹
私は、最初の1演目のみの拝見。わずかな時間で申し訳ございませんが、1演目でもあなたに動画をお届けいたします🎥
大迫神楽さんの荘厳な舞をお楽しみください。
👹「大迫(おおさこ)神楽」
豊後大野市千歳町大迫・高添地区に伝わる浅草流神楽
明治5年創始、昭和8年に神戸市生田神社でも奉納。近年は大迫子ども神楽も結成し、後継者の育成に努める。📷大迫神楽さん公式Instagramはこちら→https://www.instagram.com/oosako_kagura/
👹「朝倉返(あさくらがえし)」
お祭りや神楽の始まりを飾る演目。 装束姿の舞手が、荘厳に舞います。
大迫神楽「朝倉返」 in 大分県豊後大野市千歳町 平尾神社春季大祭2024 奉納動画はこちら→https://youtu.be/8zNRdM-D3WQ
▽写真。
年に一度の氏神様のお祭りを飾っていただきありがとうございます✨
私は朝倉返1演目のみの拝見でしたが、大迫神楽さんは本殿で何時間も神楽を奉納👹上記公式Instagramでも配信あり🎥
雨の中の奉納、ありがとうございましたm(__)m
☆「神楽👹」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwAosSliscfHBGaa6toOM7_u
(3)神輿|本殿一周のみ。来年は人々の暮らす平野に降りてくださいね
▽お神輿は本殿の周りを一周するのみ。来年は、平野部で多くの氏子の方々にお姿をお見せできますように。
【⛩豆知識】
平尾神社のお神輿は、「宮成(みやなり)」さんという姓の方のみが担ぐことができます。
『千歳村誌』という歴史書によると、平尾神社創建の際、宇佐神宮にゆかりのある一族が平尾神社周辺に移住されたそうです。
その一族こそが、宮成一族と言われます。「宮」という字から、神社/神宮に関する姓だと推測できますね!
雨のお祭りのため、今年はここまでのご紹介でございます。シンプルで失礼いたします💦
ただ、準備もたくさん行いましたし、当日も雨の中で頑張る方々も多し。それだけ、地区のお祭りが大切にされている地域です。
豊後大野市では、各地でこうした神社のお祭りが行われています。各地で頑張る方々も応援しましょう🔥
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m