- 出発式 午後1時15分から
- パレード 午後1時30分から
- フィニッシュ 午後2時10分頃予定
羽生が2月16日、17日にどんな演技をして何を語ったのかは説明するまでもない。とりわけ印象的だったのは、大会を通じて彼が「正しい努力」を貫いたことだ。あるいは、羽生とスタッフが「正しい」と信じたことを立証するための努力を重ねたと言い換えてもいい。報道陣や周りの選手の目にどう映ろうと、彼は「自分が今やるべきこと」に没頭した。
その姿は、アスリートであるかないかを超えて示唆的だった。今の足の状態で4分半という時間を乗り切ることができるのか。体力は持つのか。周囲が色めき立つ以前に、彼自身、大きな不安があったはずだ。しかし、不安に怯えるよりも、今、この瞬間に自分がすべきこと、できることを精一杯やる。リンクサイドで見ていて感じたのは、焦りや不安と闘いながら一歩ずつ進んでいく、羽生の人間としての強さだった。
連覇を決めた翌日、2月18日に見せた、余分な力がどこにも入っていない素の表情と言葉も忘れられない。ファンの人に怒られるかもしれないが、メダルや順位、点数を追い求めるスケーター・羽生結弦は、2018年2月17日で終わったのだと思った。
中略
↑私もね、報道陣や周りに足は何ともないアピールをしてたこともアスリートにとっては大切な戦略だし、そのために本人を含めスタッフがどれほどの努力をしてきたか。
「正しい努力」まさにその通りだと思います。
そして…
更に一部抜粋
そうなのかなあ…と思わせる記事にも出合った。羽生ファンは彼の応援のために数百万の金を使うのも意に介さないという内容だったが、本誌に携わってきたこの3年、私が見て、感じてきたファンの人たちの印象とは正反対だった。確かに世界のどこに行っても多くのファンの人がいたし、中には金銭的に不自由のない人もいるだろう。しかし実際には、節約や工夫を重ねた末に自由になるお金をつくり、家族や勤め先に迷惑がかからないように最大限の努力をして、やっとの思いで観戦に行っている人が大半ではないだろうか。
コツコツお金を貯めてようやくチケットを手にして、しかしお目当ての羽生が欠場、それでも会場に駆けつけて他の選手を応援する――そんなファンの人をずっと見てきた。この五輪でも、チケットやツアーのサイトを覗いて「そんな値段じゃ買えない」と泣く泣く断念した人もいたはずだ。
江陵を訪れた人の中にも、苦労してチケットを手にして、しかし「家を数日間、留守にして大丈夫かしら」と悩んだ人は多かっただろう。なにしろ2月だ。子供の試験もあれば、風邪をひく可能性だってある。
「実はオリンピックのチケットが手に入ったんだけど…」と打ち明け、「せっかくだから行ってきなよ」「そうだよ。家のことは心配しなくていいから」という家族とのやり取りの末に、鍋いっぱいカレーを煮て、ハンバーグを13個くらい作り置きして、「お言葉に甘えて行かせていただきます。美香、お父さんを6時45分に起こしてあげてね。おみやげに保湿クリームを買ってきます。美津代」なんて書き置きを残して韓国に向かった人もいたはずだ。
ファンの人の多くは母親であり、大人の女性。応援を続けられているのは家族の理解があるからで、本当に大切にすべきものは何なのか、彼女たちはちゃんとわかっている。
中略
(ノД`)(ノД`)(ノД`)↑私かな(ノД`)
ってね。
もうね。号泣でした(ノД`)
私はこういうブログ(羽生くん大好き萌えブログ?)を書いているので、仕事が大変だ、子供のことが大変だ、チケット高い、当たらないなど書いていて、そこに共感してくれるコメントをくれる読者さんもいる。
でもこんなに泣くことはあまりないんです。
なんでこんなに泣けるんだろうって考えたらね。
羽生くんファンの女性以外の人に分かって貰えた、分かっててくれたというのが凄く嬉しかったんだなって思ったの。
確かに現地に生観戦に行く殆どの人が頑張って働いたお金を貯めてチケットを買い(でも当たるまでが大変)遠征費をやりくりし、日々節約しながら何日もかけて計画をたてて、何時間もかけて現地にいき、何時間もかかる試合の中で大好きな羽生くんに会えるのは試合の他に6分間練習など入れても賞味15分あるかないか。
それでも羽生くんの演技が見たくて日々頑張ってる。
それは、ファンはみんな殆ど同じ想いをしてるんだけど、それを第三者の誰かに分かってもらいたかったのかなぁって思ったの。
仕事も家庭のことも節約もチケット競走も全然苦じゃないけど、でも、やっぱりどこか「頑張ってる」自分がいて。
周りからは心無い事を言われたり「追っかけ」とか「ユヅリスト」とか皮肉を込めて言われたりする人もいるでしょう←私
それでも笑いながら「そんなんじゃないわよぉ」と頬を引きつらせながら受け流す。
だからそんな心の内やちょっとの苦労を分かってくれてるんだなぁって。
山口さん、そこまで汲んでくれてるんだなぁって思ったらまた涙が出てきて(ノД`)
そして涙はそこで終わりませんでした。
今まで山口さんはじめ編集部の人達が羽生くんのために心を砕いてくれてきたこと。
それはネットを見てる人にしか伝わってないかもしれないけど、イチ雑誌のイチ編集者がこれだけ支持されてきたのは、やっぱり山口さんたちの羽生くんに対する心の熱さや仕事の内容、誠実さが感じられていたからだと思います。
そして山口さんは編集部を離れるそうです。
(記事が長くなってしまって文字制限かかったので元記事で読んでください)
中略
25年前の4月1日、私は地方の新聞社に入社して社会人の第一歩を踏み出したが、入社式で名刺を渡された時に言われたことをずっと守ってきた。「この名刺があれば、一般の人が入れない場所にも君たちは入っていける。でも、勘違いするな。権利を与えられるということは、義務が生じるということだ。君たちには、そこで見たもの、聞いたことを伝える責任がある」。自分をジャーナリストだと思ったことは一度もない。現場の空気や出来事を伝えて、読む人に楽しい時間を過ごしてもらうのが仕事なんだと思って生きてきた。
記事はこの後、結びに入ります。
是非、サイトで全文を読んでください。
ベースボール・マガジン社web→こちら
山口さん、今後はアイスホッケーの発展に努めていくようです。
山口さんが編集部を離れても想いを繋ぎ変わらぬ方針で雑誌を作っていって欲しいと思います。
どれだけの人が自分の仕事に誇りをもって勤めている事でしょう。
1つの誤植で落ち込む山口さんにプロ意識の高さを感じます。
記事も写真も…伝えるって大変な事だな。
(ダンナも仕事の度に苦悩してます。たまには労わってやるか)
なんか長くなってしまって
いつも勢いで書いてるので←
今日は夜勤です。
昨夜、少し男梅サワー飲んだから風邪、治ったかなー?←ねーわ