さて。
今年もゲットしました早稲田穴八幡神宮の「一陽来復御守」。
冬至、大晦日、節分の零時に吉方位にむけて貼る大人気の御守り。(穴八幡さんが「御守り」と言っていて形もコロンとしているから御札と言いたいが御守り、って事で。)

去年は幼なじみのUと一緒に早朝に詣でてゲット。
朝日が鳥居からお社に真っ直ぐ射すのを境内で朝日を浴びながら見たのは思い出深かい。
今年は何となく気忙しくUとも連絡とらず、朝も身体がガタガタで寝坊して昼過ぎに出掛けてみた。

御守りが欲しい人の列が神社を取り巻くほどの人出だったので、一度六本木の用事をさきに済ませて夜に再アタック。
今度は並びもせずすぐに頂ける。
今年は大変充実した作家活動だったので、丁寧に感謝のお詣りをする。

穴八幡神宮っておおらかで感じが良い。
金運に霊験あらたかと評判な神社なんて人間のガツガツした欲で荒れた感じになりそうなもんですが、そんな感じはない。
私が鈍いから解らないだけかもしれないけど。
人間のそういうちっぽけな欲も騒がしさも、境内の御神木の上から温かく見て下さっている感じがする。
カラッとしていて清潔な感じ。

私はここの御守りを貼り始めたすぐ後に今の定収入の仕事にほとんど棚ぼたで就けるようになった。
その前は海外滞在から帰ってきて生きるためのお金も尽きて、ワインの試飲販売の売り子や短期の肉体労働でなんとか食いつないでいる状態だった。
そんな状況からの脱出と昨今の陶芸家としての恵まれた活躍を見ているから、最初は鼻で笑っていた家族も今や私より「御札どうするの?」と気にしている。

私は何か大きな仕事の区切りが着くと必ずお礼参りに伺って、山梨の家の神棚にも穴八幡様の御札をお祀りして毎日礼拝もしている。
から、今更御守りを貼ったら守ってもらえて貼らないから今年はダメだとか、そういう話ではない感じがしてきている。
御守り買うのはささやかなお礼、御守り貼るのは穴八幡の神様のファンクラブに入っている表明みたいなもんだ。

アラームかけて準備万端、今年もささやかにミッションを済ませました。