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サンケイスポーツ記事より
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巨人は１４日、都内のホテルでスタッフ会議を開き、滝鼻卓雄オーナー（７０）が
「ファンに礼儀正しい姿勢を見せるように」などと異例の大号令を発した。
無礼な態度が見受けられたときには罰走や２軍降格などを課すと明言。
“巨人、大鵬、卵焼き”といわれ多くの国民から支持された栄光の時代を取り戻すべく、大改革に着手する。
会議室の空気が張りつめた。原監督ら居並んだ首脳陣に話す滝鼻オーナーの語気が強まる。
セ・リーグ４連覇、日本シリーズ連覇などを目指す今季の第１回スタッフ会議で異例の大号令を発した。
「例えば試合後、バスに乗るときにファンから握手、笑顔を求められ手を振られたら、きちんと応えろと。できない選手はもう一回、グラウンドに戻って何周かグラウンドを走って出直してからバスに乗れと。それが巨人のあるべき姿であり、結果として大衆に支持されることになる」
勝利も大事だがファンあっての巨人、プロ野球を再認識し、徹底させる。
どれだけ技術が優れていても道徳に欠ける者はいらない。
まずは社会人たれ－。
罰走だけではなく「負の部分があればシーズン途中でも切除しなくてはいけない」とオーナー命令を守れない場合には２軍降格、解雇などの可能性があることも明言した。
「かつての“巨人、大鵬、卵焼き”ではないけれども、チームの社会的な存在価値をもう少し高めてもらいたいのです。勝つ、ということ。選手がマナーをしっかりする、ということ。その２本柱が大衆の支持を得る近道だと思うのです」
リーグ３連覇など結果は残しているが価値観も多様化し、Ｖ９時代のような国民的人気は取り戻せていない。
「かつてのＯＮクラスのヒーローに出てきてほしい」とも望んだがすぐには難しい。
支持率向上策の１つはファンに愛される選手を１人でも増やすこと。
「幸いにしてそういう（態度の悪い）選手はいないけど」と言いながらも“一般常識”の徹底を強く訴えた。
今季のスローガンを『原点』に定めた原監督は「いきざま、モラルなどを含めて原点に戻って動き出す」と話しており、滝鼻オーナーの意向も十分にくんでいる。
「昨年は日本一になったが年があければ横一線のスタート。厳しい世界だがそれに立ち向かう土台作りが始まる」と指揮官は表情を引き締めた。
オーナー主導のもと、巨人が大改革を行い、名実ともに最強軍団の再構築を目指す。
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素晴らしい！
全ての仕事においての基本。
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