やってみた!「自家焙煎」 | たくロッチの年中夢求

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不定期だけど、10年後、20年後に開いて見て「こんな事もあったなぁ~」って良い想い出になればいいよね。

 

待ちに待ったあいつがついにやってきた。

 

コーヒー焙煎キット

 

Compact Coffee Roaster

 

 

完全受注生産品

 

注文してから2週間・・・メッチャ嬉しい о(ж>▽<)y ☆

 

開封してみると、中身はこんな感じ

 

 

 

SS製の組み立て式

 

取り扱い説明書には黄色いマーカーまでしてあり

 

とても丁寧な仕事振りが伺えますね。

 

更に、親切なことに

 

ブラジル  50g

ガテマラ  50g

コロンビア  50g

 

生豆が入っており、届いたその日から焙煎できちゃいます グッ

 

なので、さっさと組み立てて焙煎しちゃいましょう

 

組み立ては簡単!

 

必要な工具も全て付属されているので

 

箱を開けて僅か10分で組み立て完了o(^-^)o

 

 

 

どうよ!カッコイイでしょ~(≧∇≦)

 

行きつけの珈琲ショップに置いてあるのを見て一目惚れ

 

マスターに無理言って頼んじゃいましたょ

 

 

 

イヤーーーーーー

 

カッコいい。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚

 

これを使って自分で焙煎できるなんて

 

考えるだけでワクワクしちゃいますね♪

 

まぁまぁ

 

見とれるのも程々にして、さっさと焙煎しちゃいましょう

 

 

マスターの話しによると、焙煎する豆の量は・・・

 

「100gがベスト!」とのこと

 

今後はマスターが生豆は、言ってくれれば用意しますょ~!

 

と言うことなので、今回はせっかくなので

 

ちょっと贅沢に

 

「ガテマラ」と「コロンビア」の2本立てで行ってみましょい OK

 

先ずは、焙煎する生豆をトレーに出して

 

ハンドピックを行います。

 

 

 

先ずはコロンビアから!

 

こうやって見ると、欠けているの、変色しているの・・・

 

おやおや、虫が喰っているのもありますね

 

 

コーヒー豆は有機栽培ですので

 

虫喰いは有って当たり前なのだそうです

 

なので、大量出荷の販売店では

 

このハンドピックを機械で行うために

 

完全な選別は出来ないという事になります。

 

形の揃った良い豆だけを選出する・・・

 

これこそが自家焙煎の醍醐味なのかと思います。

 

そうやって選別していくと

 

みるみる目減りしていってしまいますが

 

ここは妥協せずに思い切ってハンドピックしていきます。

 

次にガテマラも同じように見ていくと

 

先程のコロンビアほど虫喰いはありませんが

 

形が不揃い・・・というか、まだ成熟していない様な

 

小豆が数多く入っています。

 

ハンドピックも終わり、次はいよいよ焙煎です (°∀°)b

 

先程組み立てた焙煎機をカセットコンロにセットする・・・

 

なので、私の場合はこいつの出番です

 

 

 

カセットコンロよりも雰囲気が良いのでわ・・・!?

 

セットしてみしょう

 

 

 

 

びみょ~でしたネ σ(^_^;)

 

頭デッカチで安定感がなさそう

 

それでは、セットも完了し

 

いよいよ 「点火!」

 

 

 

と行きたいところですが・・・

 

焙煎中に剥がれた豆皮(チャフ)が散乱して

 

後片付けが大変になるので出来れば「外で!」

 

 

 

 

庭へ移動しました ε=(。・д・。)

 

後、準備するものは・・・

 

焙煎が終了したらすぐに冷まさなくてはいけないので

 

「ザルよ~し! 手袋よ~し! ドライヤーよ~し!」

 

準備完了!

 

 

 

 

「点火!」

 

 

 

 

点火した後は

 

ただただ、ひたすら回すのみ!

 

最初 2~3分で湿った感から乾いた感に変化します

 

その後、チャフが飛び出し焙煎が始まった感がします。

 

焙煎機は「キュコキュコ」とレトロチックな音をたてながら

 

快調に回転しておりますが・・・

 

やっぱりカセットコンロが正解だったのでしょうか

 

とっても不安定で倒してしまいそうで気が抜けません。

 

集中を切らさず回し続けること 十数分

 

明らかに豆の色が茶色へ変わったのが分る頃

 

「パチッ!バチッ!」と 1ハゼが始まりました。

 

焙煎が出来ている事を実感できる瞬間です v(。・ω・。)ィェィ♪

 

これからは更に集中力を高め

 

目指すべく「フルシティロースト」の入口である

 

2ハゼを待ちます。

 

1ハゼが終了し 1~2分だったでしょうか

 

「ピチッ!パチッ!・・ピチピチピチ!」っと連続した

 

高くて乾いた音が鳴り出しました

 

2ハゼの始まりです!

 

マスターのアドバイスを思い出しながら

 

一瞬のタイミングを逃さぬよう焙煎終了!

 

すぐに豆を焙煎カゴからザルへ移し

 

ドライヤーで熱を冷まします。

 

 

 

 

どうでしょう

 

なかなかの出来具合ではないでしょうか

 

香りもたまりません キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

いつも飲んでいる「イブァンサンのコーヒー深煎り」と比べて

 

 

 

左が「イブァンサンのコーヒー深煎り」

 

右が今回、私が焙煎したフルシティ

 

いい感じなんぢゃーないんですか ヤッタ(b´ω`d)ゼィ♪

 

 

さっそく挽いて試飲してみたいところですが

 

ここはグット我慢して 1晩寝かせてガスを取り除きます。

 

 

 

いつも使っている容器では密閉していてガスが除けませんね

 

蓋を空けてラップをし、つま楊枝で穴を1ヵ所開けときました。

 

明日が楽しみです ワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ

 

 

 

せっかく焙煎したのにコーヒー飲めないのは寂しいので

 

ここは「イブァンサンのコーヒー深煎り」を飲みましょう♪

 

 

 

カリタ ナイスカットミル(シルバー)

 

現在は製造中止になったという噂ですね

 

何やら現行型は5万円もするんだとか・・・(汗

 

 

 

 

挽き加減は・・・中挽き

 

豆 30g と お湯500ccで 420ccのコーヒーを抽出します。

 

挽いた粉は2振りで平に均します。

 

約90度のお湯を中心からそっと注ぎ

 

円を描きながら粉全体を均一に蒸らします。

 

 

 

 

新鮮な豆は湯に触れると一気に膨張し

 

全体がドーム型に膨れ上がります。

 

じっくり30秒間蒸らしたら

 

出来るだけ低い位置からそっと優しく中心へ湯を注ぎます。

 

そのまましばらくは中心へ

 

粉の状態を見ながら少しずつ「の」の字を小さく描き

 

ドームの形を壊さない様に注意しながら徐々に大きく

 

「の」の字を描きます。

 

私の場合、途中で注ぐのを止めたりしません。

 

最初の注ぎから最後まで一定の量を保ったまま

 

なので、ドームは徐々に膨れあがり

 

抽出が終了するまで1度も縮むことはありません。

 

よくお店とかで、ダーーーっと粉がフィルターギリギリ

 

になるまでお湯を注いで止め、その場を離れて料理をし

 

しばらく経って、粉が縮んでしまった状態からまた

 

ダーーーっと湯を注いでいるのを見ますが・・・

 

あれでは均一な抽出が出来る筈もなく

 

味はムラムラですよね (x_x;)

 

抽出途中にあんなにドームを凹ませてしまうと

 

豆の雑味が出てしまい、本当の味ではなくなります。

 

私もまだまだ味のことについては何も分かっていませんが

 

少なくとも毎回毎回、豆から目を離さず

 

1滴1滴に「美味しくなれ~」と念じながら抽出しています