悲しい一日 ~お客さんに罪はない~ | たくやのブログ

たくやのブログ

今となってはだいぶ恥ずいポエム

今日は高い勉強代を払った日だった。
本来休みであった今日は毎週の楽しみであるサーフィンに朝からいきたかった。


しかし、昨日お客様から入電あり、来店希望を頂いたが、間違って定休日である今日を開いてます、と伝えてしまい、予約をとってしまった。


その後、まわりから聞かされ、お客さんにかけ直そうと迷ったが、メディアに取り上げられチャンスの時期と思ったことと、営業数字的に厳しいこと、また上司からの視線を勝手に感じ、休日出勤しようと決めた。


しかし、結果はさんざんだった。
ご購入検討ではなく、専門家への相談といった内容で、接客のプロとしてお客さんの足元を見るのは大変失礼だが、ビジネス、という視点では全く割りに合わない話だった…


それでもお客さんに罪はない。


間違って案内し、休日出勤することを決めたのも自分。


同僚から仕事は頼まれるわ、出勤したらあれを問い詰められたらどうしようなど不安になるわ、しまいには雨で傘はなくずぶ濡れになる。


午後はホームとしているポイントで良い波だったので、本当にサーフィンにいきたかった。


ここまでやりたいことがあるのだ、と再認識させられたのが驚くほど、サーフィンないきたかった…



お客さんに罪はない。


のに、どうしても脳裏に「この時間のために俺は朝から悩み、サーフィンをあきらめ、リフレッシュどころかストレス溜め込んでるんだぞ」という、哀しい本音がよぎってしまう。



やっぱり休日に仕事をするもんじゃない。ろくなことなんかない!
リフレッシュもできず、翌日からの仕事のパフォーマンスやモチベーションをさげるだけ!


「良い勉強をさせていただいた」という感謝の気持ちを少し持ちかけても、帰りの雨模様をみて泣きたくなった。



こんなにも天気と同じく悲しい気持ちになったのは久々だった。

本当にサーフィンにいきたかった。覚えたてのドルフィンスルーをもっと練習したかったし、パドル力を実践で鍛えたかった。波にのって爽快感やワクワクを味わいたかった。

久しく、だだをこねる子供のように泣きじゃくる気持ちでいっぱいになった。


仕事も残ってはいたけど、到底やる気になれなかったので、早々と退散した。


「仕事が乗ってる!楽しい!」と思って、社外残業などを張り切ってやってたのが裏目にでたのかな…


いずれにしろ、本当に苦い経験と薬となった。


ただ、お客さんには全く罪はなく、自分に運がなかっただけなので、もう気持ちを切り替えて、さっさと帰って着替えよう。