シネマート新宿「南風」日台合作映画 台湾に行きたくなる作品 | たまねこ台湾きままに歩こう

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スッキリしない空模様の日曜日の東京。部屋の掃除を簡単に済ませ、外出しました。到着したのが午前9時半過ぎの新宿。駅改札から外へ出ると、既にたくさんの人で賑わっていました。その様子を横目に伊勢丹の前を通り過ぎて、たどり着いた「シネマート新宿」昨日から上映が始まったばかりの、日台合作映画『南風』を鑑賞する為に来ました。余談ですが、最初タイトルの「南風(なんぷう)」を聞いた時、岡山~高知・中村・宿毛を結ぶ特急列車を思い浮かべてしまいました。(鉄道ファンの方ならわかっていただけるかな…)
 

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さて、建物6階のチケット売場へ向かうと…えーっ⁉︎まさかの長い長い列ができていました。もしかして10時からの初回上映は難しいかな…やきもきしていたのですが、他の上映作品を待つ人もいらっしゃったようで、なんとかチケットを確保。係りの人の話では、ほぼ満席とのこと。大盛況ぶりが伺えます。

スクリーンはひとつ上の7階。指定された1番最後列の1席に腰をおろします。見渡すと、お客様は若い人・お年をめした方…色々な世代の方がいらっしゃいました。

さて映画はと言いますと…サイクリングイベントの取材に日本から台湾へやってきた編集者の女性と自転車店の娘との出会いからはじまります。そして自転車で台湾の西海岸を巡りながら、台湾中部の景勝地・日月潭を目指します。九份や淡水・鹿港など自分が訪ねたことがある場所が随所に出てきて、その度にあーっ、あそこ行ったことがあるなーってその時のことを思い浮かべていました。私は、なんとなく話の展開から、台湾新幹線建設を舞台にした、吉田修一さんの小説『路(ロウ)』を思い浮かべました。あまり書くとネタバレしてしまうので、詳しくは書きませんが、苗栗県の客車を改造したホテルなど、次回の訪台には是非訪れたいなと思いました。

そう言えば、あの少女役のテレサ・チーさんって、新竹を舞台にした台湾映画『九月に降る風』にも出演されていたよな…って帰りの電車の中、いただいたパンフレットを眺めながら、思い出した私・たまねこでした。

 

 

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今後、日本各地で上映が予定されているので、是非一度、映画館へ足を運んでみてくださいね。台湾好きな方には、特にオススメの作品です。