皆さん、こんにちは。タキオキです。
LINEスタンプを作る方法は、いろいろとありますが、今回はプロの漫画家さんも使用しているという、CLIP STUDIO PAINTというソフトを使ってLINEスタンプを作ってみようと思います。

このソフトを使うことのメリットは、拡大しても画質が汚くならない"ベクター画像"で作画できるということです。
他にも魅力は沢山ありますが、早速 作成方法を紹介したいと思います。


ファイルメニューから新規作成を選ぶ。
ここで、キャンパスの大きさを決めます。
LINEスタンプの画像サイズは、幅 370X高さ 320サイズと決められているので、そのサイズのままでもいいのですが、出来上がった画像を少し縮小すると仕上がりが綺麗になるので、僕は倍のキャンパスサイズで作画して、最後に画像を書き出す時に元のオリジナルのサイズに書き出すようにしてます。
なので、幅740X高さ640 解像度は72で作成。

※ 一番上にある画像の青色で囲ってあるのは、マスクです。
LINEスタンプのガイドラインに、画像の余白は10ピクセルあけないといけないので、マスクで囲って、描画できないようにしてます。(この場合は、倍の20ピクセルで囲ってあります)

僕は、下絵を紙に描いてから、スキャナーで画像を取り込んでいます。
スキャンした画像やカメラなどで撮影した画像を、CLIP STUDIO PAINTに読み込みます。
ファイル→ 読み込み→ 画像

次に、読み込んだ画像をトレースします。
トレースするために、下絵の上にベクターレイヤーというレイヤーを作成します。
画面右下の、赤枠で囲った部分で右クリック。

新規レイヤー→ ベクターレイヤー。
ここで、キャラクターの輪郭線を描きます。



1番の描画ツールを選択→ 2番の連続曲線を選択。
このツールを使用することで、パスを使った綺麗な曲線を描くことができます。
※ 鉛筆マークを選択してもベクター線を描くことができます。

次は色塗りです。

ベクターレイヤーでは、色をつけることができないので、新しくラスターレイヤーというレイヤーを作成します。
矢印の部分をクリックすると新規でラスターレイヤーが作成されます。
ここでは、あまり詳しく説明しませんが、画面左にあるパレットから、バケツツールやブラシツールを使ってペイントします。

ペイントが完成したら、ファイルを書き出しします。
ファイル→ 書き出しを選択。

PNGファイルになってるのを確認したら保存。


そして、出力サイズをLINEスタンプのガイドラインにそって、370X320に設定。
ラスタライズを品質優先に設定。

これで完成!!

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。