The only thing necessary for the triumph of evil is for good men to do nothing.
by Edmund Burk
この記事でも書きましたが、
メディアの方々は、フィギュアスケーター全員に敬意を払っていただきたいのです。
それはそんなに、難しいことなのでしょうか?
メディアには、フィギュアファンだけではなく、一般の人へ向けても「フィギュアスケートの競技会で今、誰が演技をするのか、それぞれの演技はどうだったのか(そしてそれを選手は今後にどう活かしていくのか)」を見せるという、メディアにしかできない尊い役割があります。
それが、スポーツ報道の主軸です。
事実をありのままに報道していただきたい。
どの選手にも一人ひとりのストーリーがあります。
そして、NHK杯フィギュアの担当の方にお願いしたいのですが、選手への質問やメッセージを募集するからには、NHK杯に出る選手全員にファンがアツい質問・メッセージを寄せられるようにしてください。
記者会見に出られる選手と出られない選手で、応援を届ける届けないをメディアが分けることの愚かしさ。
たとえ会見の場に来られなくてもNHK杯に出る選手として、ファンの応援メッセージを添えて名前を紹介することの方が自然かつ有意義だと、なぜ思えないのでしょうか。
サムネイルも、日本人出場者全員を載せない理由を教えていただきたい。広報することも、共催者であり報道局であるNHKの使命だと思います。
去年のNHK杯、怪我で欠場が決まった以降もそれらの選手を看板から外さずに変更なくそのままで掲揚し続けたことは、NHKさんの選手へのエールを感じられ、嬉しく思っていました。ありがたい配慮でした。
メディアからエールを送られていると選手が感じることは、どんなに励まされることか。
同じように今回も選手にエールを届ける配慮をお願いします。記者会見に出られなくても、NHK杯に出場するのです。
記者会見は、試合に臨む選手の抱負を聞き、エールを送る場ではないのですか。
会見に来られない選手にも、ファンは質問やメッセージを届けたいのです。
NHK杯に出場することをどれだけファンが喜んでいるか。
記者会見に来られない選手にもファンから質問やメッセージが寄せられれば、どれだけ力にすることができるか。
それは、NHK杯でのインタビューや『○○の部屋』でも有用になるかと思います。
会見に参加することができない選手も、ほんの少しの時間でも別録りしてビデオ出演してもいいくらいです。
放送するNHKとして、選手全員にエールを送ってほしい。
それを感じられないことが、残念です。
ファンはメディアの報道のあり方に、選手へのエールを託しているのです。
公正に見て、どう考えても選手の扱いが理不尽なとき、ファンは当のメディアに確実に届くように異議を唱えてもいいと思う。
『ジャパンオープン心に残る名場面』もでしたが、
明らかに配慮のないメディアの報道の仕方には、誠意をもって指摘するべきだと私は思います。
修正されてしかるべきことには、ファンの声を届けたいと思う。
それで、テレ東さんも企画を練り直すことができました。
「メディアを動かすのは、ファンの良心」ということもあるのだと、思っています。
もちろんNHKさんには意見を送らせていただきました。
シーズンが始まるのです。
フィギュアスケート関連のメディアの方々も、どうか選手に対して敬意を持って仕事をしていただけますよう、心から願います。
それから、NHK杯のことではありませんが、シーズン前という配慮もなく、SNSで選手にネガティブな言葉を投げつけるファンも見かけました。
自分の感情を制御できず選手に痛手を負わせることの方を優先するファンがいることは、多少なりとも選手を落胆させるのにじゅうぶんだろうと思います。
選手にとって、自分の人生を応援されないと感じるのは寂しいことではないか、自分のせいで他選手が中傷されるのは辛いことではないか、などと想像してしまうので、最近のいろいろなことで、私までダメージきています。
P.S. NHKさんから「※記者発表会に参加しない選手はプルダウンには表示されません」と追記が来ましたが、最初の選択肢はそうではなかったから、この記事を書きました。
まさか更に選手にエールを送れない方向に動くような対応をされるとは思いませんでした。非常に残念です。
その後、再追記が来ました。
ファンのアツい気持ちを募集していながら、選手を思うファンの気持ちを全く理解していないように思います。
NHK杯に出場する全員に、メッセージ受付の窓口を用意してほしいのです。
あくまでも「記者会見に参加する選手であること」が応援メッセージを送れる条件となっていることが、残念です。
(あまりのことに、リモート出演が既に決まっているからこその最初のプルダウン選択肢だったのかもしれないと思ってしまいました)
(記者会見に来られない選手はビデオ出演でよいのでは)
(海外は時差もあることですし)
(それなら全選手プルダウンに表示できます)
NHK杯フィギュアサイトの最初の文章
この段階でプルダウンに名前がないという配慮の無さに落胆します。
NHK杯フィギュア出場選手への質問を募集!
「2022 NHK杯フィギュア」の記者発表では、ファンのみなさんから選手への質問やメッセージを募集します。ぜひこの機会に、選手へのアツい質問・メッセージをお寄せください!
再々変更後、現在の文章
NHK杯フィギュア出場選手会見 質問やメッセージを募集!
「2022 NHK杯フィギュア」の記者発表会に参加する選手への質問やメッセージを募集します。ぜひこの機会に、選手へのアツい質問・メッセージをお寄せください! ※スケジュール等の都合により、記者発表会に参加できない日本人出場予定選手もいます。記者発表会に参加しない選手はプルダウンには表示されません。 ※なお、今後海外にトレーニング拠点を置いている選手などで、リモートによる記者発表会への参加が可能になった場合は、改めて発表するとともに、プルダウンに表示させて、みなさまからの質問・メッセージを募集する予定です。
シェアをありがとうございました。
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