こんにちは、成瀬です。

今しがた電車内で1冊読み終えました。
益川敏英『ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方』ブックマン社です。

益川敏英という名前に惹かれて手に取りました。といっても、どんな研究をされていたかなどはすっかり忘れていて酷い限りなんですけど。

きっかけは「憧れ」でいい。
ゴールから考える。結論からスタートへのプロセスで物事を抽象化していく。
人間の頭で考えられる予想通りの結果というのは、しょせん「並」の結果でしかない。

影響的なことばがたくさんありました。
言っている内容は私が大学のゼミで学んだこととほぼ同じだったので特に新しい発見はなかったんですけど、為になる本でした。ぜひ小学校高学年から中学生に読んでもらいたい1冊です。本当に読みやすいし、結論がはっきりしているので内容も理解しやすいと思います。

中のエピソードで面白かったのは
はやぶさの話です。

はやぶさが故障した際、もともと遊び心でエンジニアがつけた(載せるはずではなかった幻の)回線を使って復活を試みた、という話。

よりみちというか無駄ななにか、遊びも何かを救うんだなと改めて思いました。

ではでは、用事があるのでこの辺で。