先日は雅楽練習会がありました。
手力雅楽会は毎週の合奏練習と笛特別練習で週数回行っておりますが、行われたのは手力雅楽会松久顧問主催の練習会『雅楽bukatu』です。
月一回行われるこの練習会は、参加者が指名した曲をみんなで4時間ほど演奏するという斬新な!?練習会です。
体験・初心者からベテランまで抜け目なく雅楽のレッスンが受けられる環境ができたことを念願成就とも感じるとともにとても恵まれた環境だなあと感じています。
そんな中で雅楽はハマりますよね。奥が深いですね〜。
とありがちな話題から。
あまりの奥の深さに、沼にハマるレベルではなく、まさに海ではないのか?との話に。
「大海を知らず」とは良くできた言葉で、大海の広さ、深さを自分で知っているつもりではないのか?
本当に海の底を知っているのか?分かっているのか?
雅楽で言えば、大きく、唐楽・高麗楽・国風歌舞・催馬楽・朗詠、と分けることができますが、当然曲すべて終わってません。
半分もいってないです。
生きているうちにすべて演奏(本番)できるのか?
ほどほどに龍笛が吹けて、打ち物も、琴もはじめて海に浸かったつもりでいましたが、まだ波打ち際で海の眺めているだけではないか。
私は20年経っても大海を知らず。。。
1,300年の雅楽の歴史を考えれば当然かと腑に落ちるところでもあります。
飽き性な私にはちょうど良い習いことだったかもしれません。