12月8日

 

お釈迦様が悟りを開いた日。

 

 




2019年12月8日

世界で初めてコロナの発症が確認された同日の12月8日に




私はHTL研究所というものを立ち上げてました

 




 

本当の幸せってなんなのか?

真の成功ってなんなのか?

そもそもわたしという存在はなんなのか?

 

 

これについて色んなアプローチから学び研究する場所です。

 

 

 

 

 

 

毎朝毎晩の配信内容は基本いつも同じこと

 

 

『自分の中のホームに戻ろう』

『自分の家に帰ろう』

 

 


 

そう、現在のSTAYHOMEと同じ内容です





 

 

 

ただもちろん私の発信してるHOMEとは

物質的なリアルな家のことではなく

 



 

 

自分の内側にある平和な場所。

いつでも戻ればすぐに至福に包まれる

その1人1人の中にあるお家を思い出して

 

 


 

そしてそのお家に留まっていようということ

 





 

 

人間の頭の中には暴走した『エゴ』というものが存在しています。




わたしはこれを”エゴキンマン”と名付けました

 

 

 


本来エゴの役割とは今世での『自分』というアイデンティを確立させ

輪郭を際立たせるとても友好的な存在なのです

 

 





 

その存在が暴徒化したのがエゴキンマンってやつです。

 






あなたの頭の中を

 


過去に未来に振り回し

不安、恐れ、後悔、焦りでいっぱいにさせます

 


 

”今この瞬間”という

大事なお家から引き離してくるのです

 

 




 



このエゴキンマンの存在に全く気づいていないあなたは、正常な思考を失います

※"意識が眠っている"とはこの状態を指します

 






 

 

どうしよう

どうしよう

まずいまずい

こうなったら

ああなっってしまったら

やらなきゃ

早く!

動かなきゃ

 

 

 


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さて、なぜこんな風になるのでしょうか?

 

 

答えは簡単。




不安だから。です。






言い方変えると



『安心』したいのです

 



 

 

そう、人は”安堵感”というものを強烈に求めています。

 




 

では安堵感はどこにあるのでしょう?

 

 




 

お家の中にあります。

 

 




例え何かを手にしたとしても

エゴキンマンと共にいる限り

あなたは結局その地点でまた不安になり恐れ、

同じことを繰り返すのです

 

 



 


 

自分の中にあるお家を思い出せば

どんな状況でもその瞬間『安堵感』に包まれます

 




 

お家は今この瞬間、に存在します

 

 



でもエゴキンマンが”今この瞬間”からあなたを引き離してくる

 

 

 

だから、あなたはいつだって今この瞬間にいることが出来ない


だから、自分のお家を忘れてしまった

戻る場所がない。安堵感が感じられない



だから、いつも不安や焦りや後悔に苛まれてる

 

 





 

こんなエゴキンマンの存在が強くなった状態で



希望や自分の望むものにフォーカスしたりするのは


はっきり言って無理です。

難しいです。




周波数のチャンネルが違いすぎるのです。



 



 

まずはあなたの中で暴走したこのエゴを収束させることが先決です

 




 



 

立ち止まって呼吸に意識を向けてください





それだけで本当に緩和されていきます



もちろん時間はある程度かかります

 

 







 

エゴキンマンの存在が弱まり

あなたと今この瞬間が結婚することで

 


自分の中にだんだんと芽生えてくる安堵感に喜びが湧いてくるでしょう


 

 

 


 

 

そしてある時、




何も状況は変わっていないのに



『自然と』



未来への希望や望むものに

自分の意識が向き始めていることに気づくと思います

 

 





 

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今こんな世界の状況でそんな安堵感や至福なんて

感じられるわけないだろう!!

 

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フランクル著 『夜と霧』








ここに綴られている地獄のような世界で起きた

この内容を読んでも

 

 

それでも人間の幸せは外的状況に左右されると言い切れますか?

 

 

 

 



 

ある日突然、強制収容所に入れられ

家族と引き離され

身ぐるみ全てを剥がされ

名前ではなく、番号がつけられる

 

毎日の重労働に与えられる食事はパンといっぱいのスープのみ。

 

 

かつての仲間だったものが

自分が生き残るために残虐な行為を繰り返す

 

 

 

第2次世界大戦

アウシュヴィッツ収容所。

 



 

人間としての尊厳を根こそぎ奪われた環境下の中

 

 

心理学者フランクルが被収容者として体験した地獄の世界について、人間の心理的な部分から詳細が綴られています

 

 






以下本文より抜粋

○○*○○*○○*




強制収容所に入れられていた人間は、その外見だけでなく、内面生活も未熟な段階に引きずり下されたが、

ほんのひとにぎりではあるにせよ、内面的に深まる人々もいた。


もともと精神的な生活をいとなんでいた感受性の強い人びとが、その感じやすさとはうらはらに、収容生活という困難な外的状況に苦しみながらも、精神にそれほどダメージを受けないことがままあったのだ。


そうした人びとには、おぞましい世界から遠ざかり、精神の自由の国、豊かな内面へと立ちもどる道が開けていた。


繊細な被収容者の方が、粗野な人びとよりも収容生活によく耐えたという逆説は、ここからしか説明できない。

 





○○*○○*○○*



 

『強制収容所ではたいていの人が、今に見ていろ、わたしの真価を発揮できるときが来る、と信じていた』



けれども現実には、人間の真価は収容所生活でこそ発揮されたのだ。


おびただしい被収容者のように無気力にその日、その日をやり過ごしたかあるいはごく少数の人びとのように内面的な勝利をかちえたか、ということに。