調教解析も追切本数、乗り手、調教内容、牝馬と場合分けして来ました。
今回は調教の強さから見た牡馬牝馬のパフォーマンスを調査
データ期間は2017年から2021年と2022年
 

グラフの一番下の横軸の説明文を以下のように省略1文字にしました。
助手→「助」レース騎手以外の騎手→「他」レース騎手→「騎」
強め→「強」馬なり→「馬」
牝馬→「牝」牡馬、騙馬→「牡」

例えば以下のようになります。
「助強牡」助手が調教強めの牡馬
「他馬牝」レースに乗らない騎手が調教、馬なりの牝馬
「騎馬牡」レースに乗る騎手が調教、馬なりの牡馬

そして棒グラフの色ですが、
牡馬は 青(強め) 水色 (馬なり)
牝馬は 赤(強め) ピンク(馬なり)

今回は追切1本についての調査です。
2017年-2021年のグラフから分かる事
牝馬調教強め(赤)はかなり低いパフォーマンスです。
牝馬調教馬なり(ピンク)の方が高いですが、
PRB値が平均以上0.5を超えているのは
「レース騎手が調教して馬なり」の条件だけでした。

 


2022年のグラフから分かる事
牝馬でPRB値が平均以上0.5を超えているのは
「レース騎手が調教して強め PRB値0.52」
「レース騎手が調教して馬なり PRB値0.508」の2条件で
「レース騎手が調教して強め」の方がPRB値が高く出ました

追切調教1本は、

ローテーションが中1週、中2週と詰まっている場合や
馬の体調が悪く中間の追切が出来なかったとか、
放牧先でみっちり追切を済ませていたとか、
色々と考えられます。

通常は追切2本、3本と比較してパフォーマンスは低くなります。