1)2003年~2019年のデータで3連単オッズ予測方程式を作る
2)2020年8月~2023年2月現在のデータを使って検証する

3連単  01-02-03の場合
単勝は 01
馬連は 0102
馬単は 0102
3連複は010203

3連単  10-03-09の場合
単勝は 10
馬連は 0310
馬単は 1003
3連複は030910

のように、
3連単の買い目から、

単勝(d_TANS)、馬連(d_UMAR)、馬単(d_UMAT)、3連複(d_SANP)の買い目を決定し各オッズを調べる。
各オッズより3連単オッズ予測方程式
d_SANTY = -311.79854 + d_TANS * 9.64993 + d_UMAR * (-3.18424) + d_UMAT * 5.88748 + d_SANP* 5.05627;
を使って予測3連単オッズY=d_SANTYを決定

実際3連単オッズRを調べる

定数αを0.1として
A)  Y>=R*(1+α)
B)  Y<=R*(1-α)
C)  R*(1-α)< Y <R*(1+α)

A)は予測オッズが実オッズよりも高い場合
B)は予測オッズが実オッズよりも低い場合
C)は予測オッズが実オッズに近い場合
の3パターンに分ける

D)パターンに当てはまる買い目を一律100円で買う方法
E)パターンに当てはまる買い目をオッズに合わせて買う方法

の2パターンに分ける

ABC X DEの6パターンについて回収率を計算する

次に定数αを0.1から小刻みに動かし、回収率の高いパターンを見つける

まず定数αが0.1の時の結果です。
パターン1,0:回収率51.285% 的中率:0.02% 賭金216251300円 配当110904220円
パターン1,1:回収率74.584% 的中率:0.02% 賭金635887800円 配当474270560円
パターン2,0:回収率46.483% 的中率:0.04% 賭金153915100円 配当71544250円
パターン2,1:回収率70.560% 的中率:0.04% 賭金767521100円 配当541562350円
パターン3,0:回収率65.993% 的中率:0.03% 賭金135766200円 配当89596660円
パターン3,1:回収率71.975% 的中率:0.03% 賭金416699600円 配当299917760円

予測オッズが実オッズよりも低いパターン1では賭金をオッズに合わせて配当が同じ100万になるように賭けた方が回収率が74.584%と高い結果になりました。

予測オッズが実オッズよりも高いパターン2では賭金をオッズに合わせて配当が同じ100万になるように賭けた方が回収率が70.560%と高い結果になりました。

予測オッズが実オッズに近いパターン3でも賭金をオッズに合わせて配当が同じ100万になるように
賭けた方が回収率が71.975%と高い結果になりました。

一律100円賭けると回収率は低くなります。
オッズに合わせて、配当が同じになるように賭けた方が回収率が高いことだけ分かりますね。
当たり前なんですが、フォーメーションやBOX買いの均等買いはダメということ。

これから、パターン1とパターン3についてαを変更して調査続行です。