展開断層学を構築するうえで、展開断層とは何かを定義していく必要がある。

まず展開値(先行偏差値と追い込み偏差値)を計算して、先行偏差値の大きい順に並べて1番目から2番目の偏差値差、2番目から3番目の偏差値差....n-1番目からn番目の偏差値差をヒストグラムで表示したのが↑のグラフ。

偏差値差の平均値は2.62

第1四分位数0.7

第2四分位数1.8

第3四分位数3.5

となった。

そこで第3四部位数3.5を繰り上げて、断層の幅を4と定義してみようと思う。

断層については

1)先行偏差値の断層

2)追い込み偏差値の断層

3)先行+追い込み偏差値の断層

の3つについて考えるが

「展開断層」という場合は主に1)の事を示すことにする

偏差値50の前後の断層幅4以上を基本とするが、レースによっては、断層幅の中心値が変わることになる。