週刊マンガ雑誌は基本的に立ち読みで済ませるか、漫画喫茶で読むことにしているんです。


滅多に買うことはない。


だけど偶に、中身のマンガの内容が気になった時に購入する事があります。


今週のヤングジャンプがまさにそれ。


気になったマンガは


「日々ロック」

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どん。



このマンガ、以前から好きだと公言してきましたが、ちょこちょこと休載&再開を繰り返していて、ちょっと前にまた3度目か4度目の連載が再開されました。


ちょこちょこ休載する理由はよく分かりませんが、この作者はまだ新人の部類だと思うのにすでにハンター×ハンターの冨樫気取りなのでしょうか?


それでもまあマンガが面白ければ全て許しちゃうんですが。

\(^o^)/面白さ絶対主義!©バクマン



しかし最近のこの日々ロックを読んでると、マンガの内容が「BECK化」してきている気がしてならなくて、軽い危惧を感じます。


BECKってのはあれね、ジェフ・ベックでもベック・ハンセンでもなく、あの大ヒットバンド漫画()のBECKね?


初期の日々ロックを読んで単行本を買うほどに自分がハマった理由、それはまさに場末のバンドマンのリアルな日常を描いていたからに他なりません。


小さな町の客も疎らなライブハウスで、自分が良いと思った音楽を自分の好きなようにやる。


自分的には最高のものを演っていると思っているんだけど、実際は演奏力も表現力も足りず、どうにも受けが悪い。


それでも次こそは!と思いつつ、打ち上げで仲間のバンドマン達とあーでもないこーでもないと、他から見たらどうでもいいような事で朝まで熱く語り倒す。


そして次の日はその二日酔いで腐った頭を抱えながら、ほとんど寝てないせいで学校や職場で怒られまくる…


これがまさに場末のバンドマンの現実。頭悪そうなバンドマンはだいたい友達。


BECKもね、最初の方はそれがあったんですが、いつの間にかバンドがフェスに出たり世界的に有名になっていったりと…


そうなっていくと自分的にバンド漫画は途端につまらなくなってしまう。


別にワンピースでもみんながみんな海賊王を目指してるワケでもないし、みんなが海賊王になってもつまらない。


特に現実を下地にしているマンガはそう。


GLAYやラルクになれるバンドなんてのは一握り中の一握り。他のほとんどのバンドマンはプラークコントロールを勧めてる歯科医以上のパーセンテージで、日の目を見ないまま地下で日々這いずり回っているんです。


たまにはね、ロックンロールの奇跡が起こることもあるけれど、バンド漫画でその奇跡を主題にしてしまうとこれほど冷める事はない。奇跡はたまに起こるから奇跡なワケで。


そんなもんはミスチルやスピッツのバンドヒストリーを追えば十分。


せっかくの漫画なんだから、本当だったら絶対に物語にならないような数多のクソバンドマンの、足掻いても足掻いてもどうにもならない日常をバンド漫画では描き続けて欲しいんです。


それこそ男版「けいおん」みたいな感じでよろしい。


だから自分が日々ロックに望むのは、特に主人公の日比野拓郎は元は1人でイカれたフォークをやっていたワケだから、遠藤賢司や友川かずきのような、漫画で言えば「浮浪雲」のようなスタイルでやって欲しいワケで。


それがここに来て、何だか海外で評価され始めたり有名フェスに出演したり、メジャーで超売れてるバンドのツアーで前座が決定したりと…



うーん。


今週はそのメジャーなバンドが演奏するブルーハーツのカバーに圧倒される、的な展開だったんですが、このままBECK化していってしまうのかなぁ…


それが確かに少年マンガ的な展開とは言え…何かヤダなぁ…





そんなこんなで、それをじっくり読んで確かめようとしたのが今週のヤンジャンを購入した理由です。


お金を払わない事には、堂々と批評も出来ませんし。



だからね…






























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指原が巻頭グラビアなのは


本当に偶然なんです。


決してそれが理由ではないんです。


どん。






…いやマジでね?( 震え声 )

















































「新幹線は速すぎる」はガチで名曲☆リーダー