いや、少女じゃなくてもいいけどね?
どん。
この季節、夜に街を徘徊しているとマフラーを巻いている女性をそろそろ見かけるようになった。
このマフラー女子が路上に出没し始めると
「ああ、今年も冬が来たなぁ」
と感じる。
たぶん初めて告白するが、自分はこのマフラーを巻いている女子に滅法弱い。
もしかして自分の前世はマフラー職人だったんじゃないかってくらい、女子がマフラーを巻いているだけで最低でも3割増しは可愛く見えてしまう。
昔から肌の白さは七難隠すと言われるが、女子のマフラー姿も五難くらいは隠すと本気で思うほどだ。
特に何やらモコモコしてる素材のマフラーを「えっ、それって溺れてる人の真似か何かですか?」ってくらいに、多少オーバーに巻きすぎてるぐらいが一番良い。
自分が寒さに強くて暑がりだからか、冬の女子は寒そうであれば寒そうなほど可愛く感じる。
歌で言えば、ジュディマリの「ジーザスジーザス」という曲の歌い出しの
“そもそもの始まりは去年のうんと寒い季節だったわ
上の空くるくるマフラーであなたのことを待ってた”
って歌詞と、それを歌うYUKIが鉄板。
きゃわわ過ぎて逆に憎い。
あんなの実際に寒そうにマフラーを巻いたYUKIに耳元で歌われたら、たぶん自分なんか瞬殺されてしまう。
幸か不幸か自分はYO-KINGではないので、未だ殺されずに済んでるけど。
\(^o^)/ホントは殺されたい!
そして最近じゃもう異性としての感情を超えて、尊敬・畏怖・憧憬等の感情がマフラー女子を見る度にこみ上げてくるようになった。
その背後に軽く後光が射して見える事も一度や二度ではない。
もはやマフラー女子とお話したいとかお友達になりたいとか、ましてやお付き合いしたいとかそんな生半可なレベルのものではないのだ。
そう
突き詰めていけば俺はマフラー女子になりたいのだ。
いや…
マフラーになりたいんだ!
\(^o^)/赤いマフラー正義のシルシ!
…そんな事を考えている間に、10月ももう過ぎ去っていく。
さすがにマフラーは無生物なのでそれになる事は無理だと分かっているが
マフラー女子になら自分だって頑張ればなれると結構ガチで思っている。
…というワケで
自分と一緒に神社の階段を転げ落ちてくれるマフラー女子を募集します。
\(^o^)/こいつマジで死ねばいいのに!
だけど車やバイクを爆音でブンブン言わす系のマフラー女子は勘弁な☆リーダー