後鼻漏という症例 | TNX 都筑 の よもやま話

TNX 都筑 の よもやま話

ティーエヌエクス・ジェイピーの都筑諒一のブログでございます。
tnxではありますが某なんちゃら娘。のプロデューサーがやってる事務所とは何の関係もありません。tnxはうちが本家本元です。取りたかったんだろうなぁ、tnx.jp。

どうも、久々のつづやんです。
実はですね、ちょっと喉をやられてます。

話は先月の半ばくらいまで遡るんですが、やたら左の鼻だけ鼻づまりを起こしてて。
で、どうにも息苦しくて夜中に目がさめるわけですよ。
点鼻薬とか使って強引に鼻の通りを良くするも、すぐに詰まるわけですよねこれが。
そんでもって、鼻をかんでも思ったように出てこない。
たま~~~に出たかと思うと、半固形物みたいなやたら粘っこい黄褐色の物体が出てくる。

着色されてるってことは免疫系が機能してる証拠だったりするので、「そのうち治るだろう」と高をくくってたら、一週間経ってもどうにもならないわけです。

「なんぞこれ」

ってことでグーグル先生の助けを借りてみたら、どうも「副鼻腔炎」らしい。
ちなみによくイコールで結ばれてしまう「蓄膿症」という病気はこれの悪化したもののようで、状況的には数歩手前の状態らしい。ということで、即耳鼻科に行くことに。
先生の診断は見立て通りの「副鼻腔炎」。抗生物質を処方してもらい、菌を散らす形にしてもらったわけです。

………が。
悲劇はその後です。
確かに徐々に鼻の通りは良くなってきて、粘り気満載だった鼻水も徐々に動くようにはなってきたのです。
しかし、声が……
なんつーの?
バブルエフェクトがかかったみたいになるのですよ。「あばばばばばばば」みたいな。

「なんぞこれ」

苦しくて夜中に咳き込む毎日。当然咳で起こされるとか寝付けないとかなんで睡眠時間が長かろうはずもなく、大体2時間とか3時間とかそんな感じだったんです。

調べてみると、副鼻腔炎の治りかけに時々発生する「後鼻漏」という症状だそうで。

そもそも後鼻漏そのものは人間誰でも普通に発生していることらしいのですよ。鼻水ってのは毎日1リットルだか通常状態でも産生してるそうで、それが鼻から出てきてしまうのを「前鼻漏」という一方で、大抵は喉を経由して消化器系に飲み込まれるか喉の繊毛運動で痰になるんだとかで、その喉の方に落ちる鼻水を指す言葉なんだそう。
ところが、通常は何の問題もなく胃の方に向かうか、気管の繊毛運動などで痰として排出されるはずのものが、炎症などが原因で繊毛運動が鈍かったりすると、粘膜に貼り付いたまま半固着の状態になるそうで、それが喉頭蓋(気管支と食道の分岐にある弁)あたりで発生すると、斯様な症状になるとか。

喉を広げてうがいをして吐き出してしまうと一時的に元に戻るんですけどね。しばらくするとまた「あばばばばばばば」ってなってしまう日々が続いておりまして、3月に入ってようやくまともになってきたものの、まだまだまだまだ本調子からは程遠い喉の状態だったりするのでありまして。

あ、さすがに宵の口に寝る前に咳の発作で寝させてもらえないという事態は回避できるようになっただけマシといいますか。

ええ加減、復調してもらいたいものです。
電話で話す相手から話す都度「都筑さん大丈夫です?」って言われてしまう状態なんで。
風邪じゃないから本人そんなにきつくはないんですけどね。喉が気持ち悪いだけで。
むしろ、これからのシーズンはスギ花粉の方が脅威というか。