みどりいろした風に 手のひらをかざして

いくつかの想い出を指先で受けとめる

これ以上の想い出は もう二人には要らない

これが二人のアルバムの最後のぺージだから

戻る事の出来ない時という列車は

いつかしらお互いを少しずつ変えていた

さよならの言葉からうまれた それぞれの道

ここが二人で歩いた最後の道になるね

風が連れて来たさよならの声

君のその指が受けとめた時

優しい木漏れ日は頬を流れる

悲しいしずくを包みこんだ

君は涙を拭おうともせずに

さよならと微笑んでつぶやいた…