人間って自然界で生き延びてきた動物です。
自然界に存在する動物や植物、そして菌やウイルスと共に生き延びてきました。
共に生き延びてきたから、それぞれが生き延びるための戦いをして、進化、成長をし合いながら生き延びてきたのです。
自然界で生き延びるって、そういうことです。
ずっと、ずっと、そうやって生き延び合戦をしながら、お互いが強くなって生き延びてきたのです。
しかし、簡単に生き延びてきたわけではありません。
特に菌やウイルスは目に見えないので気がついたら体を占領されていて、何度も負けそうになりながら生き延びてきたのです。
時には村全体が感染症に襲われる、そんなこともたくさんあったと思います。
だからこそ、人間の体も進化し、様々な菌やウイルス(抗原)に対して、抗体(免疫システム)を持ち、体を強くしてきたのです。
要は、戦って負けそうな状況を何度も経験し、その経験があったからこそ強く進化し続けたのです。
そういう流れがあったから、生き延びてこれたのです。
だから、マスクや除菌で避け続けてはいけないと思うのです。
逃げ続けてもいけないと思うんです。
人間の戦い方の一つとして、感染症で負けそうになっている人を抗生剤などの治療で救うのは正解だと思います。
また、治療中の方で菌やウイルスへの抵抗力が落ちている人が予防をするのは正解だと思います。
しかし、どんな時代も基本は、菌やウイルスに負けない体づくりです。
それがなければ、生き延びてこれなかったのです。
糖尿病や高血圧症などの成人病の人が感染症に弱いのは、今に始まったことではありません。
不健康な生活をしている人が、菌やウイルスに負けそうになるのは、今に始まったことではないのです。
だからこそ、どんな時代も菌やウイルスに負けない、そして病気になりにくい体づくりが第一優先でないといけないのです。
それでも負けそうになっている人を医療の力で助けたりマスクや除菌で予防する、その優先順位を間違うと、これからの生き延び合戦に人間が勝つことはできないのです。
身体づくりしながら戦ってきたからこそ、生き延びてきたのですからね。
だから、避け続けて、逃げ続けて、退化し始めたら終わりなのです。
今まで余裕で勝てた戦いに負けてしまうような体にならない為にも、勝てる体づくりに強く意識を向けて、その次に予防です。
コロナ禍で、様々な除菌、抗菌商品が生まれ、ありとあらゆる物を除菌、抗菌する、そういうことが当たり前になっているように思います。
CMを見ていても、除菌や抗菌への意識が過剰になっていることを強く感じています。
そして、他国と違い日本では、まだまだマスクを外しにくい環境が続いています。
体の抵抗力を養っている子供たち、身体づくりが大切な時期の子供たち
そんな子供たちが、これからも生き延び合戦に勝てるような環境づくりを大人たちが意識したいですね。
難病克服支援センター
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