好きだと良いところばかりが目について
嫌いだと悪いところばかりが気になる
そういうことってありますよね。
旅行に行きたいと思うと、旅行関連の広告ばかりが自然と目につく
車を買おうと思うと、走っている車ばかりが自然と目に入る
そういうことってありますよね。
これって、「カラーバス効果」といって、特定のことを意識し始めると、日常の中でその特定のことに関する情報ばかりが自然と入ってくる現象です。
人は、意識(認識)によって、目につくもの、聞こえるものが決まるということですね。
逆にいうと、意識が変わるとキャッチする情報が自然と変わるということです。
そして、人は、その情報によって、精神状態は変わりますよね。
心地よい情報ばかりが入ってくると心は安定します。
しかし、暗いニュースばかりが入ってくると心が沈み精神が不安定になりがちです。
また、精神状態によって行動は変わりますよね。
褒められると、いろんなことにチャレンジできますし、怒られてばかりだと、そのプレッシャーで何も出来なくなります。
未来は、その行動の積み重ねによって作られるのです。
意識が変われば→キャッチする情報が変わり→精神状態が変わり→行動が変わり→未来の状態が変わる
ということです。
ですので、どこの部分に意識を向けるかによって、未来への道筋や流れが自然と決まるということです。
それを踏まえた上で、難病患者に対しての医師の対応をみていきましょう。
「治らない、良くなることはない、難病だからね」
「合併症が怖いから、定期的に検査しましょう、手遅れにならないようにね」
「しっかり治療しないと、大変なことになりますよ」
「予防薬を手放すと動けなくなりますよ、いいんですか?」
難病患者はこれらの情報によって、精神状態は最悪、未来への不安や恐怖が強くなりますよね。
そして、不安や恐怖が強い精神状態の中で物事を判断せざるを得なくなります。
薬を減らしたいと思っても怖くて減らせない、減らすメリットよりもデメリットばかりが頭をよぎってしまいます。
そして、難病は治らないと宣言している医師の指示通りに行動することになります。
もちろん、行きつく先は、医師の宣言通りの「治らない」という未来です。
では次に、難病であるにもかかわらず治った人はたくさんいます。
そういう人は、医師から受ける「治らない」という意識や不安、恐怖から脱するために、どうしているのでしょうか。
それは「治したい、治る」という意識を強く持とうとしているのです。
医師からのマイナス情報に負けないように、自分からプラス情報を取りに行っているのです。
「治らない」という意識を「治したい、治る」という意識に上書きするための行動をとっているのです。
例えば
・治った人に会いに行く
・治った人からの情報を得る
・治すための情報(体を正常化するための情報)を探して、それを実践する
未来を絶望させる医師からの言葉を打ち消すように
未来に希望が持てる情報を自らキャッチしているのです。
それによって精神状態をプラスに変えて、それによって行動を変えて、それによって未来を変えているということです。
意識 →キャッチする情報 →精神状態 →行動 →未来の状態
この最初の「意識」を変えて、その結果として未来を変えたということです。
難病克服、戦うべき本当の相手は病気ではないのかもしれませんね。
難病克服を克服した人たち
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