〇〇だったから、こんな性格になった
こんな性格だから、いつも辛い思いをしてしまう
いつも辛い思いばかりしてきたから、難病になったのかも。。。
だから、自分を変えたいと思ってます。
そういう言葉を相談者さんから聞くことがあります。
話を聞けば聞くほど、すごく気持ちは分かります。
しかし、自己否定から自分を変えようとするのは難しいと思うんです。
また、変える必要はないと思うのです。
どのような経験でも、その経験で得たものがあるはずです。
それを”特技”や”個性”と捉えてプラスに活かそうとする方が自分も未来も変えやすいです。
親の顔色をうかがって育ったなら、人の心を読む力が優れていると思います。
厳しく育てられたなら、競争力が身についたはずです。
放任されてきたなら、自立心が強くなったはずですよね。
自然と、それが出来るようになったのは「〇〇だったからこそ」なのです。
それぞれ、幼少期の経験が生きる上での力として活かせると思うんです。
だから、今の自分を変えようとするのは「もったいない」です。
どうせなら、得た力をプラスに活かすことで未来を変えて欲しいと思います。
そうすることで、気がつけば自分自身は無理なく変わっているのだと思います。
誰でも長所と思える部分も行き過ぎると短所に変わりますし、短所と思える部分も活かし方を変えることで長所へと転じるのですからね。
難病克服支援センター
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