先生が出演される公演を観てまいりました。

これまで、宝塚(ベルサイユのばら)や劇団四季(キャッツ)を観たことはありますが、バレエを生の舞台で観るのは、これが初めてです^^


全席自由でしたので早めに会場に行き、ほぼ中央の舞台から近過ぎず遠過ぎずの席を確保しました。

それからおもむろに周りを見回してみると、意外なほど幅広い客層で、いろんな年齢&女性がやや多いものの男性も多数。

その中でも目立っていたのは、いかにも「今レッスンを終えて駆けつけました!」という風情の、きっちりシニヨンに大きなレッスンバッグのジュニアさんたち。

わたしと同じく、先生が出演されるのを観にきているのでしょうね。


舞台はクラシックありモダンありコンテンポラリーあり、全て創作の作品が次々と披露され、バラエティーに富んでいてとても楽しめました。

ですが…

やはりわたくし、コンテンポラリーはまったく理解できないことが、よ~くわかりました( ̄_ ̄ i)

ローザンヌですと、一人一曲ですぐ終わりますが、舞台となると長い長い…

途中、山海塾っぽかった部分では、ちょっと気絶していたかもしれません^^;

それにしてもあの振り付け、どうやって覚えるんだろう…????


そしていよいよ、先生の出番です音譜

役柄、振り付け、衣装、どれをとっても先生の個性と長所が最大限に活かされていて、それはそれは見事でございましたブーケ1

経歴からして、振り付けや演出をされた方は、先生を昔から良くご存知でいらっしゃると思われるので、たぶんかなり早い段階(もしかしたら最初から)「この作品のこの役は彼女で」と思ってたんじゃないかと、勝手に想像してしまいました。


ただ、そうなると問題は他の出演者の方々。

もとより容姿や雰囲気に恵まれた先生が、適役を美しくも説得力たっぷりに踊ると、わたしの「生徒の欲目」を割り引いても、他の方の存在が完全に霞んでしまうんですね。

先生がその作品の主役なので当然とも言えるんですが、でも、ジゼルで例えれば「ミルタ?いたっけ?」みたいなことでいいのかな~…とも思ってしまいました。



最後は出演者全員でのレヴェランス、盛大な拍手に包まれて公演は終わりました。

作品ごとの出演者が横一列に並んでレヴェランスし、後ろに下がり、そして次の列が前に出て…というふうだったのですが、その中のお一人が後ろに下がる時に、小さく小さく下げたままの手を一瞬振ったのです。

わたしはそれを見て、ブロ友さんのお嬢さんを思い出しました。

そのお嬢さんはママに「舞台の上から手を振って」とリクエストされたそうなんですね。

もしかしたらその方も、ご自分の娘さんに手を振ったのかも…と思いました^^



本当に久しぶりの生の舞台、そして始めてのバレエ公演の鑑賞は、大満足と感動で終わりました。

舞台を観に行くのがクセになりそう…

来月も先生が客演される公演があるので、今からとても楽しみです^^

でも舞台の熱気に当てられたのか、帰りは道を間違えるは、夕食のうな丼に山椒をかけすぎて、母から「これ、電気ウナギなの?」と言われるは、現実世界になかなか戻れませんでした^^;