大学病院から招待状が届いたので、参加する予定にはしていたのですが、
・・・いざとなって、ふと、
どんな服装で行けばいいのやら
と前日に悩みだし
改めて案内状を見てみたけど、
こういう格好で来てください、という文章はどこにもない…
喪服?スーツ??
よく分からないのでネット検索しまして
いろんな意見があったけど、特に案内状に書いてない場合は平服でいいのでは?とのこと。
平服と言えど、こういう場合はどうなの?と改めて調べてみたけど…
とりあえず無難な、
黒のニットワンピに、
黒タイツ。
そして、黒のショートブーツ…
でコーディネートしてみました
念のため数珠も持参です。
慰霊祭が行われたのは、大学病院附属の看護学校で。
この、病院のある土地に
また訪れることになるとは思わなかったけど、
夫婦二人だと大丈夫。
やっぱりまだ、一人で来る勇気はないなぁと思いました
受付を通り、講堂(?)の中に入ると慰霊祭は始まったところで
3人のお坊さんが前方の祭壇にいらっしゃいました。
そして、
病院学校関係者、医学生と看護学生さん代表、故人のご家族がたくさんおられ、T市の市長さんまで来ておられました
改めて周りを見ると服装は色々で、
喪服の方もおられれば、控えめのカジュアルシャツの方も。。
お経の中で、お坊さんが故人の名前を読んで下さっていたのですが…
私としたことが、肝心なひさくんの名前を聞き逃すという…
・・・
お坊さんの声が小さいのもあったんですが、
連続勤務の上、寝不足(なかなか寝れなかったのにも関わらず早朝に目が覚めた…緊張してたのかな?)で、
一瞬、、、ほんの一瞬。
眠気が襲ってきたんです
まさか名前を読んでくれるとは思ってなかったので、油断してしまいました。
途中で、
「あれ??
今よく聞いたら名前言うてはるやんっ。ひさくんのは?」
と、意識がハッ!となり、
耳を澄ましてみたけれど、ひさくんの名前はなくて…。
後でコソッと隣にいる旦那さんに聞いたら、
名前を読み出されてから、わりと始めの方で読んでくれていたらしい
え~っ
なんですと
まさか、そんなタイミングで?!
うそーー
眠気と言ってもほんの一瞬だったのに
と、ショックでした
本当に
ごめんね、ひさくん…。
こんな母を許しておくれ
グスン
でも、他の方々と同じようにひさくんの名前が読まれたんだなぁと思うだけで、生きた証を残せたことを再確認できたようでした。
ひさくんの大切な体の一部が、病院に残されてる。
医学の発展に少しでも貢献できたら、ひさくんの命は希望になる。
ひさくんの生涯・命を誇りに思うし、改めてありがとうっていう気持ちで胸がいっぱいでした。
そして、
うちは法要もお坊さんを呼んだりしなかったので、ここで初めてちゃんとした儀式をしてもらえたんだな~、としみじみ。
ひさくんのように赤ちゃんは何が何だか?と思ってるかもしれないけど
代表献花がズラッと終わった後、一般献花もあり、
病院側がちゃんとお花を用意してくださってました。
献花の時、心の中で
「ひさくん、生まれてきてくれてありがとう」
って唱えました。
涙が出そうになりながら。。。
慰霊祭という日を迎えたからか、今日はひさくんのことばっかり思い出して考えて、泣けてきます
(去年のこの日は、覚悟をしなければいけないかもしれないと泣いてばっかりでした…)
でも行って良かった。。
帰りに頂いた粗品は、お饅頭でした
ひさくんとこにお供えしたけど
よく考えたらお饅頭は初めてだね、ひさくん。
食べれるかな~
お友達と半分こして一緒に食べてね、ひさくん