お久しぶりです。

ようやく、こちらの世界に帰ってこられました。

あ"、異世界に行って冒険していたわけじゃないですよ(笑)

(アニオタなのでネタが判らない方すみません。)

 

キッカケはクラウドワークスでシステム構築の仕事を契約した事でした。

これが、死ぬほど忙しく、ブログを書く気力が出ませんでした。

その間、今年も、偉い人のパーティで流す自動プレゼンをパワーポイントで作成しました。秘書の方やパーティー会場の方が何でもやってくれて、楽なのですけど、何か恐縮しちゃいました。

この間、システム構築とプレゼン作成を行わざるを得ず、お花畑の向こうで死んだばあちゃんが手を振っているのが見えました。(嘘です。笑)

そのくらい、忙しかったんです。

 

で、懲りもせず、クラウドワークスでリクエストがあったので、スクレイピングの仕事をしております。

この仕事は、楽なので、ようやくこちらに戻って来れたわけです。

しかし、次の仕事が契約できそうなので、またあちらの世界に行く可能性もあります。ご了承ください。

 

で、スクレイピングのお仕事ですが、BUYMAで販売をしている方のお仕事です。

色々話を聞いてみると、BUYMAで販売するには4つの機能が必要なようでした。

(1)海外サイトをスクレイピングしてテキストデータを収集←今のお仕事

(2)スクレイピングデータの中に画像URLがあるので、その画像を一括ダウンロード←今のお仕事

(3)代表画像の加工(画像縮小及び配置・枠付け)

(4)スクレイピングテキストと加工画像をBUYMAサイトへ入力

スクレイピングしたデータをBUYMAで使うのは法的に問題無いのですが、画像は....

BUYMAの販売者ほぼ全員が画像をパク二次使用しているのは著作権上いかがなものかとも思いますが。

もしかしたら、業界で使っていい的な暗黙の了解があるのかもですけど。

一応ここでは、自分で写真を撮った事にしておいてください。

 

それで、「(4)スクレイピングテキストと加工画像をBUYMAサイトへ入力」を自動化できないかと相談されました。

リクエストにお応えして、モニターいただくなら無償という条件で作っちゃいました。

今、モニター中です。

 

ここまで、来て、BUYMAの知識が身につきました。

それなら「(3)代表画像の加工(画像縮小及び配置・枠付け)」もできるんじゃないかと考えました。

早速、自動加工ツールを検索しましたが、微妙です。

だって、レイアウトを決めて、使う写真(8枚くらい)全ての組み合わせ画像を作り、自動ですと胸を張っているんです。

うん、これ自動じゃないよね。

大体、1つの画像で使うのは2つか3つです。

計算すると、8P2+8P3=8!/(8-2)!+8!/(8-3)!=8x7+8x7x6=56+336=392通り
できるわけです。ここから、選べと...

 

であるなら、半自動のほうがよほど効率的なのでは?と思いました。

通常はどう作っているのかと思い、調べるとフリーソフトのGIMPを使って作っているようでした。

Windows付属のペイントで作っている猛者もおられました。

でも、パワーポイントで作っているという方はいないんです。

不思議ぃ~と思ったのですが、理由がすぐ解りました。

 

BUYMAの画像は1000x1000pxで作るとWebブラウザーで表示した時にいい感じになります。

一方、パワーポイントはベクトル図形を扱うため、単位を指定できないんです。

単位は存在します。マクロを組んだ事がある人は解ると思いますが、単位は「ポイント」です。

px(ピクセル)じゃありません。

しかも、整数ではなく小数付きです。

また、パワーポイントの操作では図形のポイント数を指定できません。

例えばパワーポイントの操作で四角形を100ポイント×50ポイントにする事はできないですよね。

 

これって、このブログの根幹に関わる事でもあります。

だって、このブログは「図形を作る事」と「画像に変換する事」を目的にしています。

前者はできます。

しかし、後者は変換はできるものの、画像の大きさを指定できません。

まあ、当初はだいたいの大きさでいいよね的に始めたのですけど(笑)

この辺りはちょっと考えたいと思います。(やはりマクロの配布でしょうか。)

 

色々試して以下の事が判りましたので書いておきますね。

枠無し図形の1000pxは480ポイントです。

DPIですが、ピクセル(px) = ポイント(pt) / 72 * DPIですから

DPI=ピクセル(px)*72/ポイント(pt)=1000*72/480=150となります。

(計算がぴったり割り切れたので多分合っていると思います。)

DPIとはDots Per Inchの略で、1インチ当たり何ドットで構成するか(解像度)を示します。

パワーポイントは内部的に図形の解像度を150DPIというディスプレイとプリンタの中間くらいで保持しています。

※パソコンの通常のディスプレイ画面の表示は72dpi、カラープリンタは300~2400dpiで出力可能。スキャナは300~2400dpiで読みとれる。

 

話を戻して、画像加工ツールですが、パワーポイントのアドインとして作りました。

マクロではなくVSTO(Visual Studio Tool for Office)を使って、.NETネイティブです。

久々の画像弄り回しプログラミング楽しかったです。

レイアウトを選び(現在5パターン)、レイアウトに応じた画像を2つか3選び、ボタンを押すとパワーポイントにレイアウトに合わせて自動配置されます。

後はパワーポイントで加工をするなり編集して、保存ボタンを押すと1000x1000pxの画像として保存されます。

このツールは同人サークルSKB名義で販売するかもです。

 

ところで、今回のお題は「BUMA用枠の作り方」でしたね(笑)

今回は近況報告と、基礎知識編です(`・ω・´)キリッ

 

次回へ続く