SKB図形が持つ重要な機能の1つです。
長方形を-45度傾けてみます。
図形を選択し、図形の書式ーサイズとプロパティー回転に-45と入力します。
図形の変更を行うハンドルも斜めになっていますね。
この状態で作業するのはちょっと困難です。
またかと言って、他に図形があり、その図形と関連した長さにしたい時などは、0度に戻してイメージで長さはこれくらいとするのも難しいです。
そこで、操作を楽にするためには斜めの図形を0度にしてしまえば良いわけです。
0度化については以前にも書きましたが、おさらいで。
(1)対象となる図形より大きい四角形を追加します。(補助図形)
(2)補助図形→対象図形の順で選択します。
(3「)図形の結合ー重なり抽出」を行います。
(4)色を元の図形の色にします。
図の結合では1番目に選択した図形の属性が重なり抽出した図形に受け継がれます。
このため角度は0度になります。
色も受け継がれてしまうので、色は再度設定する必要があります。
※0度化すると変形ハンドルが失われますのでご注意下さい。
0度化の副次的メリット
四角形の変形ハンドルを操作しても四角形は四角形のままですが、
0度化して横幅を狭くするとこのような図形を作る事ができます。
0度化の操作はイラストを作成する時に何度も行います。
ですから簡単にできた方が良いわけです。
SKB図形の0度化はこの一連の操作をワンクリックで行います。