この機能もSKB図形の重要な機能です。

 

この機能はすごくシンプルです。

機能はシンプルですが、リージョンを計算するプログラムはとても大変でした(笑)

 

リージョンは図形が持つ頂点に沿って描かれる四角形です。

例えば三角形のリージョンは以下になります。

どのような複雑な図形でもリージョンは作れます。

 

リージョンの便利な点は図形の切り取りなどで間違わない事です。

三角形の下半分を切り出すにはどうすれば良いでしょうか。

こうしておいて、「図の結合ー重なり抽出」とするのが正解です。

こうして読んでいる分には当たり前と思われるかも知れません。

でも、やってみると上の部分に四角形を配置してしまうんです。

 

リージョンで囲むと、重複部分を切り取るというイメージができるので、間違えずらくなります。

手作業で切り取りを行うには以下の手順が必要です。

(1)切り取る図形より大きな四角形を追加する。

(2)切り取る図形に重ねる。

※図形にもよりますが、四角形を最背面に持って行った方が良い場合が多いです。

(3)切り取る位置に合わせる。

(4)「図の結合ー重なり抽出」を行う。

 

この手順の(1)~(2)及び最背面化がリージョンです。

リージョンはこの他にも、

回転した画像を画像化した場合の大きさを知る事が出来ます。

 
シンプルな機能ですが、様々な場面で必要になります。
 
SKB図形での操作は単純で、リージョンを作る画像を選択し、「リージョン」ボタンを押すだけです。
 
◆お知らせ◆
β版が完成しました。
ブログを読んでいるだけではつまらないでしょうから、明日β版を配布する予定です。
使ってみて、便利さを体験してみて下さい。