今回は図形の分割機能を紹介します。

 

以下のような図形を作ったとします。

これを並べて壁紙にするとします。そのまま並べてみると以下のようになります。

これでも良いのですが、箱の中に閉じた感じですよね。

これを開放的にしてみます。

こうすると連続性が出て開放的になり、華やかになります。

この作成手順は以下になります。

 

黄色い部分だけを切り取る感じにします。

実際には1つの図形を縦横それぞれ2分割して4分割し、再配置します。

(この図形は上下左右対称であるため、左上だけをカットして3つコピーし、適切に反転し配置すればできます。)

 

1.図形の1/4それぞれを切り出す

(1)正方形を追加します。(黄色い部分)

(2)切り出す図形の左上に、四角形の辺が切り出す図形の1/2になるようにリサイズして配置します。

(3)切り出す図形→四角形の順で選択します。

(4)「描画ツール書式ー図形の結合ー重なり抽出」を実行します。

(5)これを右上・左下・右下と行います。

(この図形は上下左右対称図形のため、あと3つコピーしてそれぞれ、左右反転・上下反転・上下反転+左右反転します。)

2.配置

図形はそれぞれ分割されたので、以下のように配置します。(それぞれを対角に配置します。)

3.コピーして配置

作った図形を単位として必要な分をコピーしてゆきます。

これで完成です。

 

ここでは分割する手法を説明しました。

上下左右対称の図形では1回の分割処理で済みますが、非対称の場合は最大4回繰り返し作業が必要です。

SKB図形はこれを簡単に行います。

また、連続コピー機能を使って、作った図形を素早くコピーする事もできます。