今回は単体の図形ではなくイラストのお話です。
もし、こんな風景が提供されたら、どのようなイラストを描くでしょうか。
(厳密にはイラストではありません。イラストとは有償で描く挿絵の事です。現在は広い意味で無償でもイラストと言っています。)
船を浮かべて、砂浜をもう少し奥に引き上げて、ビーチチェアを置いて...
私はこんなイラストにしてみました。
でもこれって、作るの大変ですよね。
だって、ヤシの木・犬・足跡・船・渦巻・島を作らなければいけません。
大変なので、ネットで絵を探して、絵の中に挿入してゆくのが普通です。
実際、ヤシの木・犬・足跡・船はネットからCC0を探し、パワーポイント図形に変換しました。
※CC0とは簡単に言うと著作権を放棄する権利です。CC0の著作物とは放棄された著作物の事を言います。
従って、商利用可能であり、販売さえもできます。
販売する場合は著作物の作者がCC0を主張した事を確認してから販売しないと著作権侵害に当たる事もありますので注意が必要です。
こうして作ったヤシの木・犬・足跡・船・渦巻・島は部品となります。
部品とは管理された図形を意味します。パワーポイントに付属の円や四角形は正に部品です。
管理する媒体はパワーポイントファイルでもかまいません。
部品用パワーポイントファイルを作って管理しておけば部品となります。
つまり、部品(管理された図形)を多く保有すると、イラストも簡単に作成できます。
最も重要なのはこのイラストが全てパワーポイント図形で構成されている事です。
一部にPNGやJPGなど画像が入ると色を変更する・変形するのが大変になります。
全てがパワーポイント図形で構成されていると、自由に色を変える事ができますし、変形も簡単です。
色を変えて日没風にしてみました。
今後はこのようなキットの販売も考えています。
パワポファイル及びSKB図形用ファイル(フリー版でも可)が添付されますのでパワーポイントだけでも編集ができます。
このファイルは以下のリンクからダウンロードできます。
http://www.goods-cube.jp/blogdata/samplecb01.zip
SampleCB01.zipがダウンロードされます。
パワーポイントだけで編集する場合は塗り絵サンプル01.pptxだけを解凍して下さい。
SKB図形用部品として使いたい方は、
ドキュメント\WeOffice\WeAutoShape\Dataフォルダに「サンプル01」フォルダも解凍して下さい。
解凍後に図形管理を開いて下さい。
是非イラスト作りにチャレンジしてみて下さいね。
結構楽しくて夢中になります。
お子様と一緒に色付けや船の位置を考えても楽しいと思います。
お子様にはパワーポイントの使い方の勉強にもなり、ご自身は配色やグラデーションの勉強になります。