今までパワーポイントの図形でイラストを作る方法について書いてきました。

その結果として、パワーポイントアドインを作成しました。

 

パワーポイントアドインを作ってみて思う事は、パワーポイントには優れたベクトル描画エンジンが内蔵されているのに、UI(ユーザーインターフェース)が貧弱でフルパワーが発揮できていないと言う事です。

この事はパワーポイントアドインを作っている最中に感じました。

そのため、図形枠といった概念や螺旋描画などを盛り込んでゆきました。

 

パワーポイント上でで図形を作るためのアドインとしては最強になったと自負しています。

 

最もUIが貧弱なのは、図形を選択して出る「描画ツール―頂点の編集」です。

頂点ではない部分をクリックすると機能が終了してしまいます。

これはベクトルエディタとしては致命的です。

 

頂点は接続点としても機能します。なので、四角形の一辺に複数の接続点を持たせる事も可能です。

ですが、「頂点の編集」で作るので作成は困難です。

 

パワーポイントは本格的なベクトルエディタではなく、プレゼンテーションツールなので仕方のない事なのですが。

ただ、このブログを見ていただいている方はオリジナル図形を作りたくて見ている方も少なからずいるのではないでしょうか。

 

そこで、目を付けたのがAffinity Designerです。

このベクトルエディタはUIがパワーポイントに似ています。

基本図形及び図形に付随する変形ハンドルを持っている部分もそっくりです。

但し、ベクトル編集専用なので、パワーポイントとは次元の違う高度な編集機能を持っています。

Affinity Designerで図を作り、SVGに変換し、パワーポイントに持ってきてパワーポイントの図に変換するテストをしたところ、ちゃんと頂点が接続点になりました。

なので、高度なパワーポイント用図形が作成できます。

 

このブログではパワーポイントの図形作成と比較したAffinity Designerの解説も取り入れてゆこうと思います。

まだAffinity Designerはパワーポイントと似た部分以外の操作を知らないので、徐々にという事になると思いますが。

 

有料ソフトなので価格を書いておこうと思い、サイトを見たら、今半額セールみたいです。

税込3,060円です。(定価6,100円)

う~、Affinity Publisherを20%オフの4800円で購入したばかりなのに。。。

半額セールのメール来てません。もしかして、たまたま今日からなのかな~。悔しいかも。

https://affinity.serif.com/ja-jp/designer/

 

SKB画像で写真をマンガ変換したつくし