金曜日の3月29日は平日の3月最終日。

ということは、年度末最後の日。

 

ただでさえバタバタ忙しいのに、よりによってこの日

取引先の訃報が届いた。

通夜は29日その日。

 

この取引先の担当部署は柏木さんの部署。

社内のお偉いさんは都合がつかず

お通夜にはO課長が1人で行く事になりました。

 

そこまで決まったら、さぁ大変。

香典と供花と電報の手配をしなければなりません。

銀行からお金を下ろしに行かねばならなくなり

お金が動くという事は

締めようと思っていた帳票も一旦お預け。

 

まずは供花と電報の手配をし

銀行にお金を引き出す為の手続きをし

(最近の銀行の受付は、午前中は11時半までなのでそれに間に合うように行かなくてはならない)

何とか銀行まで行き、香典を用意して

 

 

やーーーーっと一息つけると思ったら

 

 

O課長「会社のイントラネットに報告書を上げなきゃいけないよ」

 

 

そ、そうでしたあせる

 

 

慌てて報告書を作り終え

報告書の送信手続きをU子にお願いする。

(送信手続きはU子が担当。U子しか出来ないシステムになっている)

 

 

ここで柏木さんが出来る事は終わり。

年度最終日にとんでもない仕事が飛び込んで来たもんだわ…

な~んて思いつつ

残務処理に追われて気が付いたら既に夕方。

 

 

 

 

 

 

この時点でまだイントラネットに報告書が上がっていない事に気づく。

 

 

 

 

 

え?嘘でしょ…?

 

 

 

 

柏木さんはU子に聞きました。

 

 

柏木さん「報告書って、私がまだこっちでしなきゃいけない事ってあったっけ?」

 

U子「え…あぁ、今からします」

 

 

 

 

 

早くやってくれよ。

 

 

 

 

 

そう言えばもう少し早くしてたかしらね?

いや…それは無いな。

U子に言っても中々動かないのは昔からだから。

 

 

 

 

 

 

 ←U子にスピードは求められないクリック