インボイス制度が10月から始まり

皆様の会社では何か支障が出ておりませんか?

柏木さんはアリアリです。

 

インボイス制度が始まる少し前に

社員を対象にした説明会やら何やらを受け

ようやく概要を把握した気分になった頃←

柏木さんは経理課であるTさんから

取引先の名前がずらりと並んだ表を渡されました。

 

 

Tさん「この一覧表に書いてある取引先に電話してインボイス番号を持ってるか聞いて調べてもらえる?」

 

 

…何で経理でも無い柏木さんが…

 

 

Tさん「柏木さんは社内システムでインボイス番号入力出来るの?」

 

柏木さん「権限が無いので出来ません」

 

Tさん「じゃ、インボイス番号持ってる会社はその紙に番号書いて」

 

 

突然言い渡された仕事。

…これは本当に柏木さんの仕事なのか?

柏木さん、言われた時、滅茶苦茶忙しかったのです。

 

 

柏木さん「これは急ぎですか?」

 

Tさん「来週末位まででいいから~」

 

 

そうですか。

 

 

柏木さん「全部に電話しなくても、ネットで検索出来る会社は検索でもいいですか?」

 

Tさん「そこは任せる」

 

 

まずはネットで検索して、出て来ない・検索して迷う時等は

電話で聞いてみる事にしました。

 

 

…何で柏木さんがこんな事してるんだろう…と思いながら。

 

 

それでも頑張りましたよ。柏木さん。

ネットで9割以上は検索出来たかな?

検索で出て来なかった会社は電話して確認する事に。

 

 

 

 

この“電話して確認”がハードルの高いこと高いこと。

 

 

 

大体、普通に電話して電話に出るような企業は

インボイス番号持っていてネット検索して出て来ます。

なので電話しなくても大丈夫な会社。

電話したとしてもちゃんと番号を教えてくれると思います。

 

電話に出ない会社は

個人企業であったり

個人ではないけど限りなく個人に近い企業で

昼間は外に出てて電話に出れないとか

(こういう会社は携帯に掛けても高確率で出ない)

幽霊会社なのか?(これはめったに無いとは思うけど)

 

そういう企業はインボイス番号を持ってる確率も低い。

だからネット検索しても出て来ない。

なので、本当に持ってないかの確認が必要なのですが…

 

 

 

 

 

 

 

(そもそも)電話に出ないので

確認出来ない!

 

 

柏木さん、困る~(>_<)

 

 

 

 

それでも何とかツテを頼り

インボイス番号を持ってない事を確認。

 

柏木さん、頑張った。

 

 

…いや、そもそも何で柏木さんがここまで大変な目に

遭わなきゃいけないの?という話なんだけど。

 

経理の考えてる事って、ホントわからない。

 

 

 

 

※おまけ※

インボイス番号の確認の電話をした時にリストの中に

会社で契約してる新聞の販売店がありました。

(柏木さん、新聞の販売店にまで電話掛けたんですぜ~)

 

そして、その新聞の販売店はインボイス番号はあるけれど

新聞の販売店名ではなく

別の会社名で番号を持ってると言うのです。

 

ん~と…それって、インボイス番号として有効なの???

 

そんなイレギュラーな事を知らない柏木さんは

一応番号を聞いて、その旨をTさんに報告しました。

 

 

後日、Tさんは庶務課の人に言いました。

 

 

Tさん「この前、新聞の販売店が別の名称でインボイス番号あるって話してたよね?」

 

庶務課の人「???」

 

 

うん。庶務課の人がわかるわけないよね~。

だって、それ言ったの柏木さんだもん。

 

 

 

 

 

 

やっぱり柏木さんの仕事じゃ

なかったんじゃないの? 

 

 

 

 

と、思わずにはいられない柏木さんなのでした。

 

 

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