ある朝、エンジンがかからなかったO課長の車。
車は昼間、O課長の奥様が修理の手配をするかどうかに
かかっている。
果たしてO課長の運命や如何に!?
大げさ(笑)
次の日。
柏木さんはO課長に聞きました。
柏木さん「昨日、車は直ってたのですか?」
O課長「うん。直ってたよ。バッテリー交換だけで済んだ」
柏木さん「よかったですね」
車はちゃんと直して貰えていて
帰りのお迎えも無事にしてもらえたそうです。
(よかったよかった)
O課長「女房の友達に車屋がいるからね」
柏木さん「奥様には車屋の友達がいるんですか?」
O課長「車屋の奥さんだけどな」
O課長の奥様の友達の旦那さんが車屋さんで
その旦那さんに来て貰ったようです。
O課長「車屋の奥さんと女房は仲良くて、よくお互いに料理を作り合ってお互いの料理を交換して食べたりしてるんだよ。先週の日曜日も家に来て、料理作って食べ合ってたよ」
へ~。
O課長「それで、残りが俺の夕飯になるんだよ(笑)」
柏木さん「(その奥さんの料理は)美味しいんですか?」
O課長「美味しい!」
即答!(笑)
よほど美味しいらしい。
O課長「ただねぇ、味が濃い。だからその奥さんが作った物だってすぐわかる」
あ~。多いですよね。味の濃い家。
味が濃い=美味しい
と勘違いしている人の何と多い事か。
柏木さん「あれ?でも、O課長の奥様も味が濃くありませんでしたっけ?」
以前、そんな事を言ったような…?
O課長「女房も前は味が濃かったけど、俺が入院してからは薄味になったよ」
そうだったんだ~。
ちゃんと考えていらっしゃるのですね。
ちょと遅いけど。(笑)
(※O課長はかなり前から高血圧の薬を服用してます)
柏木さん「車屋の旦那さんもその奥さんも血圧高いかもですね」
O課長「(血圧)高くて薬飲んでるって言ってたよ」
やっぱり!!
濃い味=美味しい
と思っているそこのアナタ。
その思考、危険ですよ~!
ということで、このお話はおしまいです。