O課長が冊子にインデックスを付けるよう

柏木さんに頼みました。

 

インデックスは数字ではなく文字を入れるのですが

冊子の厚みが5cm位はあったので

使用するインデックスの数も多くなり

出来上がりはかなりの数のインデックスを付けました。

(多分、20~30個は付けた気がする)

かなりの数だったので、かかった時間もそれなりに長く。

 

インデックスを付けただけだけど

柏木さんすっかりお疲れモードに。

 

そこに、O課長がトイレから戻って来たので

柏木さんは出来上がった冊子をO課長に渡しました。

 

 

柏木さん「インデックス、付け終わりました」

 

O課長「はい。ありがとう。これ…中身の計算が合ってるかわからないけどな」

 

柏木さん「合ってるかわからない…?」

 

 

柏木さんは合ってるかわからない物に

一生懸命インデックス付けてたのか!?(えーー

 

 

O課長「作った本人は大丈夫って言ってたけどな」

 

 

ホントかな…?えー

 

 

O課長「まぁ、いいよ。これ使う事があるかもしれないし」

 

 

使わないかもしれないって事?(えーーー

 

なんかあまりにも報われないので

柏木さんはO課長にインデックスの付いた冊子を

見せびらかせて言いました。

 

 

柏木さん「インデックス、上手に付けてると思いませんか?」

 

↑ウザい部下(笑)

 

 

O課長「うん。上手に付けてるよ」

 

柏木さん「O課長が付けたらこうはいきませんよ?」

 

O課長「そうよ。俺が付けたら、全部斜めになって、見れたもんじゃないよ」

 

 

ふふふ。(柏木さん、ちょっとだけ浮上←単純な部下)

 

 

O課長「99点だな」

 

柏木さん「99点?あと1点は何ですか?」

 

O課長「100点って言ったら、そこで終わって面白くないじゃない」

 

 

面白く無くていいし。

柏木さん、99点より100点が良かった。

 

 

 

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